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  • [ANIPLEX]暁美ほむら 晴着Ver. 製品レビュー

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    ANIPLEXより発売の「暁美ほむら 晴着Ver.」製品レビューをお送り致します。

    あの「鹿目まどか 舞妓Ver.」から約1年…。ANIPLEXより「暁美ほむら 晴着Ver.」が発売となりました。

    まどマギ舞妓フィギュアシリーズ(ほむほむは晴着だけど^^;)の記念すべき第2弾であり、「晴着」→「時間遡行」→「悪魔」と続く恐怖のスケールほむら3コンボ(三部作)の序章を飾る作品でもあります。(きゃらめにぃは含まず)

    第1弾の舞妓まどかの出来が素晴らしかったため、今回の晴着ほむらも迷う事なく予約を入れましたが、この判断は間違っていなかった…! 期待を裏切らない製品に仕上がっておりましたので、晴着のほむほむを早速prprしてみたいと思います。それではレビューの方をドゾー。

     

    • メーカー:ANIPLEX
    • 商品名:暁美ほむら 晴着Ver.
    • 作品名:劇場版 魔法少女まどか☆マギカ
    • サイズ:1/8スケール(全高:約200mm)
    • 原型制作:吉國 圭
    • 製作協力:株式会社ストロンガー
    • 発売日:2014年10月

     

    ■パッケージ

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    上部がラウンドした窓が印象的な商品パッケージ。デザインは舞妓まどかのフォーマットを踏襲しているようです。紫と黒を基調とした落ち着いた色合いで、落ち着いた赤色の伝統模様風の柄が良いアクセントになっています。背面には商品写真のバックに風情のある夜景の街並みがコラージュされており、作品の雰囲気を高めていますね。

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    パッケージ側面には元となったイラストが掲載。バックの柄模様は台座のデザインに上手く活かされたようです。とても艶やかな雰囲気…!

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    パッケージサイズは約W150mmm×H250mm×D130mmで、舞妓まどかのパッケージ(約W180mm×H280mm×D160mm)よりひとまわり小さくなりました。窓は正面一箇所のみで、天面の明かり窓がないためお顔が少し暗くなる感じはありますが、中身の視認性自体はそう悪くはありません。綺麗なデザインなので、箱に入れたまま飾っておくのもアリでしょう。

     

    ■ブリスター

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    本体と台座が収められたシンプルな構成。オプション等はないため、説明書も付属していません。

     

    ■全身

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    艶やかな黄色の晴着に身を包み、そっと髪をかきあげる仕草が色っぽいほむらのポージング。静的なポーズの中のさりげない所作がとても美しいです。

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    まどかに比べるとポーズ自体はやや大人しめですが、ほむらのキャラクターを良く表しているとも言えますね。

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    身体に張り付くような晴着から、しなやかな身体のラインが現れています。

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    お姫様のようにも見えます。(*´д`*)

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    ポーズや仕草はほむほむそのもので、ファンにはたまりませんな(*´ω`*)。

     

    ■少しアップで

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    シンプルな立ちポーズが絵になってしまうのがほむらのスゴイところですね。はにかんだ少し柔らかい物腰の中に、凛としたものを感じさせます。

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    やや俯き加減のお顔は、どこか気恥ずかしそうな表情にも見えて、これがまたカワユス。(*´ω`*)

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    角度による破綻もなく、どこから見ても見事なまでにほむほむです。(*´ω`*)

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    お顔立ちはグッスマ版の「ほむっと感」を踏襲した感じで好印象。晴着の造形や柄ももちろん素晴らしいのですが、やはりお顔がちゃんと「ほむっ」としているのが魅力に繋がっているのかなと感じますw。

     

    ■お顔

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    はにかんだような可愛らしい表情は、ほむらのスケールとしては異色の存在ですね。仕上がりは殆どデコマスの印象そのままで、個人的には文句無しの出来。アイプリは光沢のないマットなタイプで、頬にはマンガチックな頬染めが入れられています。

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    カメラ目線も良いですが、流し目風に見える横からのアングルもいい感じです。^^

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    ほむらのちょっとした仕草や表情の変化をじっくりと鑑賞したいフィギュアですね。角度を変えてもお顔の印象が破綻しないのはさすがとしか言いようがなない。

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    首にはイボイボがたくさん付いたマフラー?のようなものを巻いています。イボイボは細かく造形されているんですが、コレ首とか顎に当たって痛くないの?w(ツボを刺激しているのかっ!w)

     

    ■髪の毛

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    髪の毛は後ろ髪が二手に割れたほむらの髪型を踏襲。毛先までシャープに造形されています。あ、イボイボのマフラーは髪の上から巻いてるんですね。

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    髪色は黒と言うよりも濃いグレーに近い色合いで、所々にボカシの濃淡が入れられています。

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    ヘアバンドは捻りの入ったデザインのものを着用。晴着の雰囲気に合わせたデザインになっています。

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    かきあげた髪は別パーツでの造形になっているようです。後付け感が強く出てしまったのが少々残念な点です。

     

    ■お手手

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    両手には黒のグローブをはめており、ちょっとアダルティな雰囲気…!(*´д`*)

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    手袋をはめていても、指先まで細かく造形されているのが分かります。

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    何かを持たせる事が出来そうな右手…。いや、管理人は何も持たせてませんがw。

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    髪をかきあげている方の左腕は、袖口から素肌が露出しています。露出箇所の少ない和装フィギュアでは、この肌色は貴重ですね!!!

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    晴着の隙間も一緒に愉しみましょうw。(*´д`*)

     

    ■晴着

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    このフィギュアの最大の見所となるのは、やはり晴着の柄でしょうか。舞妓まどかの仕上げも素晴らしいものでしたが、ほむらの晴着もとても美しく仕上げられていました。鮮やかな黄色から、ややグレイッシュな小豆色(嵯峨鼠とかその辺の色かな?)へと向かうグラデーションもなめらかに再現されています。

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    (;゙゚’ω゚’) この晴着だけで一体何色使われているのか…!!  塗装による部分とプリントによる部分があるのだと思いますが、恐ろしい細かさですね。

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    紐の部分にも所々にグラデーションが入れられており、質感が高められています。

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    帯には金の模様が入れられており、光の加減で輝きを放ちます。帯締めの部分もラメ系の塗装が施されているようです。

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    振袖のグラデーションも美しく再現されていました。柄のプリント精度の高さについては舞妓まどかで確認済みだったので、どちらかと言うとグラデーションの方を心配しておりましたが、まったくの杞憂でしたね。

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    (*´ω`*) とても美しい…。(小並感) プリントの網点も細かく、花のグラデも美しく再現されています。

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    晴着の柄だけでなく、足元に向かって変化していく微妙なトーンの変化にも注目したいフィギュアです。

     

    ■下半身

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    晴着の裾の分かれ目から覗くおみ足。両足とも造形されていますが、片足しか見えませんw。

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    晴着のシワ感も細かく造形されています。グラデーションとの相乗効果で水面の揺らぎのようにも見えますね…。とても美しい。

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    足袋は赤いストライプ柄でちょっと派手な雰囲気w。はみ出し等もなくシャープな仕上がりです。

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    晴着の裾からほんの少しだけ素肌が覗いております。数少ない素肌ポイントのひとつです。(*´д`*) 履物は舞妓まどかと同様に高さのあるぽっくり下駄を履いています。鼻緒を留める金具はかなり大きなものが使われており、金に塗装されていました。

     

    ■台座

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    製品には舞妓まどかと同サイズの円形台座が付属しています。台座の柄は元イラストの背景がモチーフになっているようです。夜空の月と水のうねりのような模様が描かれた和風のデザインですね。

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    台座には太さの異なるピンが2本立てられており、こちらをフィギュアの左足に固定します。片足のみの固定ですが、シンプルな立ちポーズなので特に問題ないかと思います。

     

    ■フリーアングルショット

    晴着ほむらのフリーアングルショットです。舞妓まどかも引っ張り出してきて色々と撮ってみました。

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    舞妓まどかとツーショット! この時を…待ってた…!!

    両者とも台座が小さいため、こうして並べて飾りやすいのはとてもありがたい点ですね!(さては当初からシリーズ化を想定していたな…?w)

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    (*´ω`*) 1体でももちろん栄えるのですが、並べて飾ると色合いがさらに華やかになり、こうなると当然マミさんも欲しくなりますw。もうアニプレの思うツボですね。

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    並べ方を変えながら様々なシチュエーションを作ってみるのも面白いかもしれません。

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    ■自由作例

    さて、突然ですがここで図工のお時間です。

    以前グッスマの「阿良々木月火」をレビューした際に、月を再現するため背景紙に穴を開けたのを思い出しました。撮影に使用した「穴開きレザック」はそのまま保管してあったのですが、勿体ないので少しだけ細工して再利用してみる事にしました。紙資源の有効活用ですw。

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    貼ってあった薄紙を剥がして、細切りにした紙を裏側から格子状に貼り付けていきます。障子のように見えると良いのですがw。

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    もう一度薄紙を貼り付けて完成!

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    ちょっとした小細工ですが、和の雰囲気は出たかなとw。

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    障子から漏れた光がちょっとミステリアスな感じにも…?

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    今回の撮影、背景紙は黒を使おうかかなり迷ったのですが、結局晴着の黄色がより引き立ちそうな紺を選択しました。試していませんが、暗い臙脂とかも合いそうですね。

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    例によってツーショットも。バックに何かしらの景観があると、撮影が楽しくなりますね。

     

    さて、最後に背景を変えてもう少しだけイメージショットを。全体的に暗い背景で撮影していたのですが、明るいバックでも撮りたくなりました。ほむらのイメージカラーとして用いられる事の多い紫を使って、冬の朝のようなイメージを作ってみました。この色のグラデーションペーパーは持っていない(と言うか売られていない?)ため、和紙柄の半透明な塩ビ板のバックに紫のレザックをセットし、透かせるようにして紙の色を出しています。足元は白くしたかったため、白いプリンタ用紙を塩ビ板の下に敷いて紫~白のグラデーションを作り出しました。(何とまわりくどい手法^^;;)

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    晴着ほむらは台座なしでも何とか自立可能だったため、今回は台座を外して撮影時してみました。(地震などがあると確実に倒れてしまうと思いますので、台座なしで飾るのは推奨しません。)

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    足元が白いと雪が積もっているようにも見える…?

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    (*´ω`*) この二人は一緒に飾ってあげたいな。

     

    最後にもう一枚だけ。映り込み撮影の習作です。(自立したのでやりたくなったw。)

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    この1カットのみPhotoshopを使って効果を若干強調していますが、そのおかげでほぼ狙った通りの仕上がりとなりました。凛とした静的な美しさを強調してみましたがいかがでしょうか…?

     

    まどマギのフィギュアは数多くリリースされていますが、アニプラ限定の舞妓シリーズはコンセプトそのものが尖っており、またそれを裏打ちする製品の完成度の高さもあって、ファンにはたまらないラインナップとなりそうですね。

    舞妓シリーズの第2弾としてリリースされた「暁美ほむら 晴着Ver.」は、非常に高い完成度で、晴着の柄やグラデーションなどもかなり細かく再現されており、待った甲斐があったと言うものです。「ほむっと」したお顔の造形も可愛らしく、はにかんだような表情も新鮮で、ほむらファンなら手元に置いておきたくなる作品ですね。このシリーズはモチーフが舞妓だったり晴着だったりと、浴衣よりも見た目豪華で飾り栄えするのが良い点かなと思います。どこかフォーマルな雰囲気が漂っているため、絵画で例えるならきちんと額装して飾りたくなる系のフィギュアですw。

    造形と塗装の品質には何ら不満はないのですが、一部に組み立て時の接着剤のはみ出しと思われる箇所があったのが個体として唯一残念だった点でしょうか。(今回 は可能な限りレタッチで消しましたが…。)限定モノだけに購入者の期待も自然と大きくなると思いますので、マミさんは丁寧に仕上げていただきたいものです。

    「暁美ほむら 晴着Ver.」製品レビューをお送りしました。

    写真はFlickrにもUPしてあります。

     

    ■予約を忘れて後悔しないための告知(・ω・)b

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    ワンダーフェスティバル2014[夏]でのANIPLEX+ブース「巴マミ 舞妓Ver.」の展示)

    舞妓シリーズの第3弾となる「巴マミ 舞妓Ver.」は、ANIPLEX+にて2014年10月31日 24:00まで予約受付中となっておりますので、気になる方はチェックしてみて下さい。ワンフェスの時点では無彩色の原型でしたが、現在は彩色サンプルも出来上がっており、関西圏の方は京まふで展示をご覧になった方も多いのではないでしょうか。一度彩色版の展示を見てみたいのですが、果たしてその機会はあるのでしょうか…。

     


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