[フリーイング]鹿目まどか 浴衣Ver. 製品レビュー
2014年03月30日-23:20 -カテゴリー: フィギュアレビュー
タグ: まどマギ, フリーイング, 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ, 製品レビュー, 魔法少女まどか☆マギカ
フリーイングより発売の「鹿目まどか 浴衣Ver.」製品レビューをお送り致します。
まどかのスケールモデルは多数発売されており、先日も『鹿目まどか 始まりの物語/永遠の物語』をレビューしたばかりなのですが、今度は浴衣バージョンのまどかが手元に届きました。それにしてもこの管理人は、まどかのスケールを何体買えば気が済むのでしょうか…。
こちらのフィギュアは昨年7月に行われたワンフェス夏でも着色版が展示されており、浴衣姿という珍しさもあって注目を集めておりましたね。それではレビューの方をドゾー。
- メーカー:フリーイング
- 作品名:劇場版 魔法少女まどか☆マギカ
- 商品名:鹿目まどか 浴衣Ver.
- サイズ:1/8スケール(全高約180mm)
- 原型制作:minarai
- 発売日:2014年3月
■パッケージ
薄い桜色の地にキラキラエフェクトが散りばめられた商品パッケージ。 ピンク色は軽薄な色ではなく、少し落ち着いた色合いで、これは「和」を意識しているのかも知れません。正面には大きさの異なる丸窓が2つ開けられていて、これが確認用の穴となります。パッケージ表面には「Y-STYLE」のマークが入れられていますが、これは「浴衣スタイル」を表すシリーズロゴになるのでしょうかね?今後ほむほむ以外もフィギュア化されたりするのでしょうか。
大きさは約W136mm×H242mm×D127mmで、1/8スケールとしては小さい部類に入るかなと思います。窓は正面に2箇所と両側面に1箇所ずつの計4箇所。視認性は良いとは言えませんが、お顔の確認程度であれば問題ないかなと思います。
■全身
浴衣姿でピースサイン…思わず浴衣ピースと名付けたくなるポージングのまどかさん。手にした巾着袋のデザインがジワジワ来ますねw。
浴衣は薄いピンク色で、柔らかなグラデーションの陰影が付けられています。柄のモチーフは桜でしょうか。
和装のまどかフィギュアとしては既に『鹿目まどか 舞妓Ver.』がありますが、ポーズや表情、浴衣の色合いなど、印象はまったく異なりますね。
■ちょっとアップで
ピースサインってギャルっぽい感じがしてどうなんだろうとちょっと思うところもありましたが、可愛いから許す。
ポーズや仕草にどことなくあどけなさが滲み出ているまどかさん。身体に対して少し頭部が大きく見える印象がありますが、これは浴衣姿で身体の線が細く見えるためかも知れません。それほど極端なデフォルメはされていないような…?
お顔に関して角度による破綻は見られず、どのアングルからも可愛く鑑賞できます。
ピースサインをしているポーズの関係上、目線を合わせたアングルが最もしっくりくるように感じました。脇から撮ると、疎外感のある絵になってしまうような気がしたのですね。これがナカナカ難しい…。
■お顔
お顔はお口を大きく開いた安定のまどか顔で、普通に可愛いです。アイプリの雰囲気もシリーズ踏襲といった感じですね。ただ、目線を合わせるためにはやや下から見上げ気味にフレーミングする必要があるのかなーと撮っていて感じました。
■髪の毛
フサフサの髪の毛はボリューム感のある造形。ややデフォルメ感がありますが、情報量としては十分かなと。
後頭部のジグザグもバッチリと…!w
赤いリボンは魔法少女に変身する前(制服姿の時)に身に付けていた紐状のものを着用しています。
文脈と全く関係ないけど、浴衣のうなじっていいよね?
■上半身
浴衣はほんのり薄ピンク色の涼しげな色合いで、濃いピンク色の桜の花が散りばめられています。明るい黄色の帯がアクセントになっていますね。
■胸など
身体のラインに関して抑揚を期待してはいけません。浴衣姿と言うのもあると思いますが、見事なまでにすっとんとんですよ。(‘A`) 同じ劇場版で、こんなに盛ってるフィギュアもあるというのに…。
着物の柄は細かな網点で微妙なグラデーションが再現されており、肉眼で見る分には荒さは感じません。
柄は裾の方まで広範囲に渡ってプリントされています。
帯はボリューム感のある造形。
それにしても、この巾着は…w。
■お手手
右手で浴衣ピースしてます。
爪は形のみ造形されていて、塗装等はありませんでした。
造形も指によってあったりなかったりするかも知れません。
左手でそっと巾着の紐を持っています。後述しますが、最初取り付け方が分からず放心しておりました。
■巾着(キュウベイ)
巾着袋です。完全にキュウベイです。本当にありがとうございました。(これでキュップイ!とか言ったらもう撃ち抜くしかないね!)
あー、もう、つぶらな瞳がキモくて素敵ですね!w
両耳のリングは黄色のクリアパーツで整形されており、こんな感じで耳に固定されていました。
■取り付け方
説明書が付いていなかったので、キュウベイ巾着の取り付け方が分からず苦労させられたのですが、巾着の紐の結び目付近は外せる仕様になっており、ここを外して左手に取り付けます。
こんな風に下から指先の穴に通して…紐をくるっと曲げて先端を元の穴に差し込む感じでやればOKです!紐は柔らかい素材で出来ていますが、少し温めてから作業するとスムーズでしょう。
■おみ足
浴衣の裾からチラリと覗くおみ足。まどかの生足は貴重ですので、心してprprしましょう!
草履ではなく黒い下駄を履いています。赤い鼻緒が可愛らしいですね。
かかとを少し浮かせたようなポーズがいいねぇ!いいねぇ!生足!
■台座
台座は白色の円形で、直径約65mm程度とかなり小さいです。(オーソドックスな立ちポーズなので不安定という事はありません。)台座が小さいのは、今後登場するほむほむとピッタリ並べて飾れるように…という配慮なのかも。
■お尻など
お色気要素の薄いフィギュアではありますが、浴衣姿ゆえ、身体のラインが浮かび上がる様は愉しめます。お尻のあたりとか、どうよ?
この微妙な膨らみ感が…。
……な?
「どこを見ているんだい?」
いや、こっち見んなw。
■自由作例
浴衣まどかの自由作例です。浴衣姿で、夏祭がテーマなのかな?と思ったのですが、うまい具合に素材が見つからない…。ありものの素材の組み合わせで、何となく和が感じられるイメージに仕立てて見ました。使用したのは竹製のランチョンマットと葉っぱの造花、一部でビー玉などですね。この浴衣まどか、とても可愛らしいのですが、目線を合わせて撮るのがベストと考え、アングルについてはほぼ固定で背景のイメージを変える方向で進めました。夏のさわやかな光がバックから逆光気味に差し込んで…というイメージが頭の中にあったので、白バックを使用。いつも使っているグラペをひっくり返して、白い面を表に出して強行撮影という暴挙にw。
後ろ向きのこのアングルもお気に入りです。
ビー玉を置いて見たが、いまひとつな感じも…。
夜のシーンをイメージすると、こんな感じでしょうか。うーん、難しい!
実はもう一つどうしても創りたいイメージが頭の中にあって、これはPhotoshopで合成しないと無理そうなので、上手く出来たらそのうち公開したいと思います。お祭りと言えば…のシーンなのですがw。
■画像追加
で、その後こんなイメージを作ってみました。
こちらの画像は一発撮りではなく、Photoshopによる合成です。
こんな風に黒バックで撮影を行い、まどかを切り抜いてバックに花火の写真を合成しました。色味等も細かく調整しています。合成を前提とした撮影というのをやったことがなかったのですが、切抜きを想定して輪郭をハッキリと出すためF16まで絞り、何となく夜をイメージしたライティングで撮影して見ました。(かなりいい加減…)恐らく…ですが、「後でPhotoshopで合成するから、どんな撮り方をしても大丈夫」ということは決してなく、最終的な仕上がりを想定して照明やカメラをセッティングしないと上手くいかないのかも…と思ったりもしました。合成もなかなか難しいですね…。
浴衣Ver.のまどかは、劇中には登場しないオリジナルコスチュームになりますが、和の雰囲気が楽しめるのは面白いかなと思いました。ポージングで魅せる、というよりは、純粋に浴衣キャラの可愛さを楽しむためのフィギュアだと思います。和装フィギュアとしては舞妓まどかが決定版の地位を築いてしまった感があり、浴衣Ver.はやや大人しめの印象もあるのですが、コスチュームのバリエーションが増える事はまどかファンにとっては嬉しい事ですね。これは是非とも浴衣バージョンのほむほむと並べて飾りたい…!
「鹿目まどか 浴衣Ver.」製品レビューをお送り致しました。
写真はFlickrにもUPしてあります。
バックが暗いといい感じに見えますね^^
京まふverのまどかのフィギュアは出るようなのですが、京まふverのほむらって販売されるんですかね?
これがグッスマから販売されれば余裕で15000円くらいなら投げ出せるくらいの覚悟はできているんですが・・・
「京まふverのほむら」というのは暁美ほむら 晴着Ver.の事でしょうか?でしたらANIPLEX+で5月7日まで受注予約受付中ですのでチェックしてみてください。1/8スケールの舞妓まどかは残念ながら既に受注受付終了で、正規の価格で入手するのは難しいかも知れません。
FREEing quality can be strange, but I think her eyes are very cute! Compared to other FREEing yukata figures this seems nicer.
Yes, I think so, too. She looks slightly young, but is a very pretty face. I think that the plan of the yukata series is very interesting.