[コトブキヤ]小鳥遊 六花 製品レビュー
2014年12月29日-19:45 -カテゴリー: フィギュアレビュー
タグ: コトブキヤ, 中二病でも恋がしたい! 戀, 製品レビュー
コトブキヤより発売の「中二病でも恋がしたい! 戀 小鳥遊 六花」製品レビューをお送り致します。
「中二病でも恋がしたい!戀」のメインヒロイン「小鳥遊 六花」のスケールフィギュアがコトブキヤより登場です。既に受注限定の京アニ版やプライズがリリース済みですが、市販品のスケールとしては初の立体化でしょうか。夏のワンフェスでデコマスが展示されており、発売を楽しみにしていたフィギュアです。下旬発売だし、届くのは年明けかなぁ…と呑気に構えていたのですが、予定通り手元に届きましたので年内のレビューに組み込みました。さすがコトブキヤ^^;;
武器を具現化させるシーンをイメージしたというポージングは躍動感に溢れ、迫力とボリューム感がありますね。キューポッシュ六花もこちらでレビューしましたが、やはりスケールにはスケールの良さがあり、更にムフフなお楽しみもあったりで、じっくりprprさせてもらいました。(*´ω`*)
それではレビューの方をドゾー。
- メーカー:コトブキヤ
- 商品名:小鳥遊六花
- 作品名:中二病でも恋がしたい! 戀
- サイズ:1/7スケール(約200mm)
- 原型制作:グリズリーパンダ(製作協力: エイル)
- 発売日:2014年12月
■パッケージ
星が煌く夜空(あるいは宇宙空間?)をモチーフにしたような商品パッケージ。紫基調でミステリアスな雰囲気です。パッケージ背面には「血の盟約に従い我汝を召喚す・・・」という何とも中二病的な台詞が…!窓の打ち抜き方が凝っていますねw。前面と背面の大きな窓は視認性も高いです。
パッケージサイズは約W200mm×H250mm×170mmで、ずんぐりとした直方体形状。思っていたよりもずっとコンパクトなサイズで届きました。窓は正面・背面・天面の3箇所で、視認性は高い方かなと思います。
■ブリスター
本体・武器と台座(一体)・表情パーツが収められたブリスター。かなりギッチリとレイアウトされていて、箱がコンパクトだったのはこのためかとw。ブリスター底面には説明書が入った袋がテープ止めされていました。
■取扱説明書
台座への取り付け方や表情パーツの交換方法などが記載。難しくはありませんが、一応目は通しておきましょう。
■全身
地中から具現化させた武器に手を添え、堂々とした表情でポーズをキメる六花w。バトルシーンのワンカットを彷彿とさせる、迫力と躍動感に溢れたポージングです。
武器はかなり大きく、地中に埋まった部分も全部引き抜いたら六花の身長よりも大きいのでは?と思える程です。
横から見ると身体を大きく反らせているのが分かります。
武器は台座と一体になっており、六花の右手には武器と接続するためのダボが設けられています。片足立ちの大胆なポーズですが、右手も固定されるため安定感があり、この点は安心できます。
六花の可愛さと武器の迫力。おいしいところを上手く組み合わせた見事なシチュエーションですね。
■少しアップで
全身で動きを表現した大胆なポージングでありながら、六花の可愛らしさがきちんと再現されているのがポイントです。
身体の捻りにあわせて揺れるスカートのヒラヒラ感もたまりませんぜ…!(*´ω`*)
(*´ω`*)可愛格好いいね。
■上半身アップ
身体にピッタリとフィットしたデザインの制服なので、ボディの輪郭が際立って見えます。
服のシワ造形もお見事で、適度な緊張感を醸し出していますね。
角度による破綻もなく、様々なアングルが楽しめそうなフィギュアです。
■お顔
自信タップリの表情で微笑む六花のお顔。邪王真眼ドヤァって感じでしょうかw。ふっくらとしたお顔の丸みがとても可愛らしく、再現度も高いと感じました。
デコマスと比較すると目元がよりくっきりとしており、アニメ絵に近くなったような雰囲気ですね。若干印象が変わった気もしますが、嫌な違和感ではなかったので気にする程の事ではないかも知れません。
アイプリは光沢感の強いブキヤ仕様なので、光を当てると結構テカります。^^;
眼帯はキューポッシュのように着脱こそ出来ませんが、立体的に造形されており妙にリアルですw。製品には眼帯無しの表情パーツも付属しています。
■髪の毛
揺れる髪の毛や黄色いリボンも細かく造形されています。ぴょんと跳ねたアホ毛がポイントですなw。
後ろ髪も細かく造形され、ショートヘアにしては情報量も多い方かと。
表情を交換できる仕様のため、後ろ髪と前髪は分離できるようになっています。
■差し替え表情パーツ
これな!
こんな感じで眼帯なしの表情に変更可能です。何だろう…この、見てはいけないものを見てしまった感じは…w。
(゚∀゚ ) 黄色に輝く邪王真眼ドヤァ!!!
ターコイズブルーの瞳とツートンになって、かなり派手なお顔になりましたw。邪王真眼の瞳孔は少し小さく、獣のような眼をしていますね…w。
スケールフィギュアの差し替えギミックについては様々な意見がありそうですが、眼帯の有り無しを好みで選んで飾れるのは嬉しい配慮かなと思います。
■ボディ
(*´ω`*) そいじゃ、ボディをprprしていきましょうか。
この、身体にピッタリと張り付くようなブレザーのデザインは、何とも罪だよな、とw。
身体を反らせている為、随所に緊張感のあるシワが形成されています。そして乙女の輪郭があらわになってるね…!
この制服、シンプルなのに妙にフェティッシュなデザインだと思うのですw。
(*´ω`*)フリルのヒラヒラがたまらんw。
赤いリボンも立体感溢れる造形。
ブレザーのボタンは金色に塗装されていました。
(*´ω`*) このバストの適度な膨らみ感がよろしい!!
■お手手
左手はピースサインのようなキメポーズで、左手首からはほどけた包帯がヒラヒラとなびいています。
包帯は結構な長さがありますね。途中の腕の下の部分で固定されているため、だらーんと垂れてしまう事はないでしょう。
指先の爪は造形のみの再現で塗装無しのシンプルな仕上げ。
右手は武器に手を添えています。
(;´Д`A 出来心でモザイクかけてみたら何かアカン感じに…!!!?
※よい子はゼッタイ!マネしないでね!!!
右手には固定用のダボが造形されており、武器にはめ込んで固定します。うわっ痛そう…!!などと思ってはいけませんよ!!
左足と右手の2箇所で固定するので、安定感はありますね。竿にブッ刺す事には若干の抵抗がありますが…w。
■スカート
身体の動きに合わせて揺れるチェックのスカート。ボリューム感のあるフリルが可憐な印象を与えます。
(*´д`*) ヒラヒラと揺れるフリルの下からチラチラと見えてる太ももの絶対領域がけしからんな!!
スカートの柄は造形に合わせてカーブを描いており、身体の動きや捻りを強調する視覚的効果を生み出しているようです。ホワイトのラインの仕上げは手塗りっぽい感じなので、結構個体差がありそうな感じもします…。^^;
腰から下げた十字架のアクセサリーも細かく造形。シルバーに塗装され、質感も出ていると思います。
■おみ足
スカートと黒ニーソの狭間からチラチラ覗く白い太もも…。罪だ…!!これは罪だ…!!!
スカートが短い事もあって、アングルによってはムッチリ感漂う太ももを堪能できます。黒ニーソの食い込み加減が絶妙かもw。
太ももから下はスラッとした健康的なおみ足です。左足のシューズ裏には角度を付ける為のパーツが接着されており、このパーツを台座に差し込んで固定します。
派手な色のローラーシューズもかなり細かく塗り分けられていました。
シューズ裏にはちゃんとローラーも再現されていますw。
■武器・台座
六花を固定する台座と武器は予め一体となっており、これは武器型の台座とも言うべき仕様ですね。武器はどこか有機的なデザインで、ミステリアスな雰囲気を醸し出しています。
武器は結構な大きさですが、台座は非常にコンパクトにまとめた印象です。飾る場合に問題になるのは台座の設置面積だったりするので、他のフィギュアと並べやすいように最小限のサイズに留めたのかも知れませんね。
台座はクリアブルーで、かなり大きくタイトルの題字が刻印されています。ヴィネット風の凝った台座が多いコトブキヤ製品の中にあっては、少々チープな印象があるのは否めないかな、と感じます。フィギュアと台座が完全に別物として切り離されてしまったような印象でしょうか。
……が、武器が地中から現れるエフェクトまで造形した場合、恐らく数千円単位で価格が跳ね上がったと思いますので、この辺は割り切らなければならない部分なのかも知れません…。
背景紙の関係で沈んだ色になっていましたが、武器の中央部分はクリアパーツが使用されており、光を透過します。
■ローアングル?
ローアングルにもチャレンジしてみましたが、なかなかガードが固い。
スカートは短いのですが、後ろからのアングルでは武器が邪魔だったりしてフラストレーションが溜まりますw。(おぃ
(・ω・)h 面倒なので実力行使! セクシーな黒…!!!
(;゙゚’ω゚’) こ、これは想像以上に凝った下着をお召しで…!!
(*´д`*) ちょっと光沢感が強すぎるかなとも思いますが、六花さんはフリル付きのアダルティな黒ぱんつをお召しでした。さすがは邪王真眼の使い手ですね!!!(えー!
■キャストオフ
レビューの序文を読んで、「まさか」「もしや」と思っていた皆様、お待たせいたしました。コトブキヤ製品恒例のスカートキャストオフのお時間ですw。
(*´ω`*) うん。ぜんぜん違和感ないよ?へーきだよ?
(*´ω`*) これはぱんつじゃないから恥ずかしくないよね!!
※ぱんつです
(;゙゚’ω゚’) ……え? ちょっ何この柄模様…!!!
(;´Д`A スカート外さないと見えないような部分がしっかりと造り込まれていて汗!!!
(;´Д`A あぁ、もう、何なのこの誇らしげなポーズは!!
六花のぱんつには随所に凝った模様が造形されており、何か強そうだよね、コレ。
塗装の光沢感が強い事もあり、レザーのような質感を醸し出しています。一歩間違うとボンテージ系になってしまうぞよ…!!
ぱんつの造形に厚みがあるため、やはりレザー系の素材を想像してしまいますなw。
(*´д`*) この際ハッキリ言おう!これは学校に穿いていくぱんつじゃないと思うんだ!!!
おへそがチラッと見えたりするのもポイントですね。(おへそまで造形されているのは確信犯です…w!!)
■フリーアングルショット
そんなこんなで、六花のフリーアングルショットです。コトブキヤの六花は、可愛らしさと格好良さの両面が楽しめる面白いフィギュアだと感じました。表情が見えているアングルは可愛らしく、バックからのアングルは格好良く、など、様々な楽しみ方が出来ると思います。
お顔はややアニメ寄りの雰囲気になりましたが、こうして手にしてみると違和感なく受け入れられ、結果的には良かったのかなと思ったりもします。
背景紙をラメ紙に変えてイメージっぽく。
台座のクリアブルーが主張しすぎる印象があったため、背景に溶け込ませて目立たなくする方向で背景紙を選択しました。台座と分離できないフィギュアの悩みどころですね…。
もう少し武器にも光を回せば良かったかな。
全身に動きがあるため、迫力を出すために広角寄りのレンズで少しパースを付けて撮影しています。
武器の中心部分を光らせてあげると雰囲気が出たかなぁと思うのですが、照明仕込むのはチト難しいですなw。
眼帯無しも撮影。
最後に何となく白バックを。(武器の中心を光らせたかっただけですw)
コトブキヤの小鳥遊六花は、武器を手にした躍動感溢れるポージングが特徴的で、造形の完成度は非常に高いと感じました。表情の差し替えギミックもあり、お顔の再現度も高いと思います。塗装や仕上げについては割合普通(おおよそいつものコトブキヤ並)だと思いますが、ぱんつだけ妙にツルテカしていたのがちょっと気になりました…。ボンテージプレイには早すぎます…!! 台座のデザインについては、コンパクトで場所を取らない点は美点と言えますが、フィギュアの雰囲気と乖離してしまった印象もあり、これはナカナカ難しいところだなと感じたりもしました。
全体としては、適度なボリューム感と動きのあるポーズ、可愛さ・格好良さが同時に楽しめる、ちょっと贅沢なフィギュアに仕上がっており、六花ファンにはお勧めできるかなと思います。キューポッシュのように今後シリーズとして展開するのか気になるところです。
「中二病でも恋がしたい! 戀 小鳥遊 六花」製品レビューをお送りしました。
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