[AMAKUNI]小鳥遊六花(ホビージャパン限定通販) 製品レビュー
2015年05月04日-20:46 -カテゴリー: フィギュアレビュー
タグ: AMAKUNI, 中二病でも恋がしたい! 戀, 製品レビュー
AMAKUNI製造・ホビージャパンより発売の「中二病でも恋がしたい! 戀 小鳥遊六花」製品レビューをお送り致します。※こちらの製品はホビージャパン限定通販商品で、既に受注受付は終了しております。
さてさて…例によって手元に届いてから随分と長く積んでおりましたが、ホビージャパン限定通販商品となる、AMAKUNI版「小鳥遊六花」のレビューをお送り致します。
六花ちゃんは既にコトブキヤ版が発売中で、こちらの記事にてレビュー済みですね。同一キャラクターながら、AMAKUNI版とコトブキヤ版はポージングが大きく異なっており、細かな造形の違いに着目しながらレビューを読み進めてみても面白い発見があるかも知れません。
それではレビューの方をドゾー。
■パッケージ
パッケージは細長い直方体形状で、とてもコンパクト。淡いピンク色を基調としたデザインで、ゴスロリ風の白いレース模柄が随所にあしらわれています。限定通販商品ですが、このまま店頭に並べても成立しそうな上品なパッケージですね。
パッケージサイズは約W130mm×H250mm×D130mmで、1/8スケールの素立ちポーズのフィギュアに多く見られるサイズ感w。非常にコンパクトです。窓は正面・両側面・天面の計4ヶ所で、正面窓の視認性は良い方だと思います。両側面の窓がロザリオの形に打ち抜かれているなど、ちょっとした遊び心も見られますw。
■ブリスター
本体と台座・アホ毛ちゃんが収められたブリスター。とてもシンプルな構成。
アホ毛ちゃんは別パーツになっていますので、付け忘れに注意しましょう…!
(゚∀゚ ) 迷わず脳天にブッ刺しまっす!!
■全身
右腕と左腕にポーズが付けられている以外は、比較的素立ちに近いポージング。口元に咥えた左手首の包帯の先は腰の後ろに回した右手で束ねられ、その先端は身体の後ろを回って足方向へ向かってカーブを描いています。眼帯に手を添える仕草がなんとも中二病的ですねw。
とてもシンプルなポージングで、武器を具現化させるシーンを再現したコトブキヤ版の六花ちゃんとは対照的です。武器はともかく、ポーズの印象だけブキヤ版と比較して見ると、少々地味に感じるところがあるかも知れません。
派手な動きが付けられていない分、ちょっとした仕草や身体の捻りなどに目が行きます。動いていないようで、結構細かく演技が付けられていますね。
撮影していて感じたのは、「シルエットの確かさ」で、シャープでカチッとした輪郭のラインが浮かび上がります。(*´ω`*) とても良い後姿。
シーンの演出と言うよりは、キャラクターの表情や仕草だけで見せるストイックなフィギュアで、この方向性では原型の確かさが求められるような気がします。
AMAKUNI版の六花ちゃんはとにかくキレのある造形が印象的で、美しいシルエットが楽しめるフィギュアですね。
■少しアップで上半身
邪王真眼を封印している(という設定の)眼帯に手を添えたポーズが印象的な六花ちゃんw。口元に咥えた包帯の先が身体の周囲をぐるりと巡る様は何とも象徴的です。
(*´ω`*) 美少女に包帯と眼帯を与えて中二病患者増やそうぜ!※ならねーよ!
この包帯の長いラインがフィギュア全体のバランス取りに寄与していると感じます。現実ではあり得ないほどの剛性を持った包帯だなーとか突っ込むのは野暮と言うものですw。
■お顔
右目には眼帯、お口には包帯と、隠れた部分が多い六花ちゃんのお顔。ポーズを取っている本人は超真剣なのだと思いますが、ややおっとり気味の表情でとても可愛らしいですw。(*´ω`*)
アイプリントは光沢のないタイプで、シャープな仕上がり。眼帯の紐の下に隠れてしまっていますが、ピンクの頬染めも入れられています。
眼帯は取り外し不可で、差し替えの表情パーツも付属しないため、残念ながら金色に輝く邪王真眼は拝めません。プレイバリューはコトブキヤ版に譲るものの、ワンポーズでストイックに勝負している点は評価できるかも。スケールフィギュアですし。
眼帯は六花のトレードマークでもあるのですが、左目しか露出していないため、表情を捉えられるアングルはやや限定されるかも。
■髪の毛
髪の毛の造形はとてもシャープで、頭頂部のアホ毛もビンビンに立っておりますよw。※何でこんなに元気良く立ってるんでしょうね?w
前髪の情報量は十分で、毛先までシャープな仕上がり。
後ろ髪の造形は結構大胆に簡略化されており、後頭部はつるんとしてます…w。
黄色いリボンを結んだサイドテール(?)部分の造形が特徴的で、シャープな反り返しのラインがお顔まわりに適度な緊張感を生み出しています。
■ボディ・コスチューム
六花ちゃんのコスチュームはお馴染みの冬服ブレザー。大きな赤いリボンと、フリルの付いたチェック柄のスカートが特徴的です。(*´ω`*) ボディラインを浮き立たせる罪な制服なのさ~w。
制服のデザインや塗装の色合いについて、メーカーごとの違いは殆んど感じられませんね。造形の解釈と細部の仕上げには結構差が出るのかなと感じます。
例によって、身体にピッタリとフィットしたブレザーが、六花ちゃんのボディラインをあらわにしていますな…!(*´ω`*)
胸の膨らみを見てご覧なさい。このブレザーは、脱いだらスゴそうな乙女の魅力を封印しているのですよ。その意味において、眼帯や包帯よりも重要なアイテムであると言えましょう…!(キッパリ)
ブレザーのボタンはゴールドに塗装。腰から下げたロザリオも細かく造形されています。
ブレザーがボディにフィットしている点は同じなのですが、AMAKUNI版の六花ちゃんはややスリムに見えるところもありますね。肩の部分はブレザーの肩パッドの存在を感じさせる造形で、これは制服の中の二の腕が華奢である事を暗に示しているように思えました。
ブレザーはエッジが効いたシャープな造形で、緊張感のあるシルエットを生み出しています。
一方で包帯のラインが作り出すカーブはとても柔らかく、緩急のバランスが取れている印象です。
両手の指先には爪が造形され、肌色に近い色で塗装されていました。
■下半身
(゚∀゚ ) チェック柄の赤いスカートと、黒ニーソの狭間に生み出された絶対領域を見るが良い!! これだ!これこそが正義だ!!(落ち着け)
六花ちゃんの太ももがprprしたくなるほど素晴らしいのは言うまでもありませんが、身体の動きに合わせてさりげなく揺れるスカートの造形にも注目したいところです。細かい部分が良く動いていますね。
チェック柄のラインは丁寧に塗り分けられており、はみ出し等は見られませんでした。
ラインは塗装(プリント?)のみの再現でモールドはありませんが、無問題かと。
スカートの白いフリル部分も細かく造形されており、この部分だけ見ても結構な情報量があります。それにしても、スカートにフリルの付いた制服って珍しいですよね。
■おみ足
(*´д`*) さぁ!太ももの時間だ!! おみ足をprprしていくよ!!
六花ちゃんのおみ足は黒ニーソと白い太もものコントラストがとても美しいですね。ややスレンダーにも見えますが、太もものムッチリした肉付き感は健在ですw。
(*´ω`*) う~ん!脚の輪郭がとても美しい…!! これは脚フェチさんから見ても納得の美脚ではないでしょうか!
(*´д`*) 黒ニーソがムチムチの太ももに食い込む造形が何ともフェティッシュですな!
そしてこの、ひ・ざ・う・ら…!!! これは素晴らしい!! 久々にprprしたくなる膝裏に出遭えた…!!(゚∀゚ )
※真の脚フェチというのは、膝裏をじっくりと観察するものなのです…!
この黒ニーソの食い込み感も含め、やや細身ながらもフェチ要素満載のおみ足でございましたw。
(*´ω`*) 匠の技は膝裏に宿るものなのですねw。
■シューズ
六花ちゃんの履いているローラーシューズも細かく造形されており、丁寧に塗装されていました。
バックル部分の塗装には光沢があるなど、質感にも配慮されている印象です。この辺はコトブキヤ版のシューズの仕上げよりも丁寧かも。
台座とは右足1本で接続しますが、フリーの左足の靴底には溝のパターンやローラーも再現されていました。
■台座
魔方陣のような模様がモールドされた円形のクリア台座が付属。直径は約10cm程で、場所を取りません。
■ローアングル
(・ω・)h いつものようにローアングル…と行きたいところなんですが、六花ちゃんは結構ガードが固いんだ…!
中身をバッチリ拝むためには、強行手段に移るしかないよね…!?
というワケで早速ひっくり返しました。例によってぱんつは黒…!!
ぱんつには何やら柄のようなものも確認できます。色が黒である点はコトブキヤ版と共通ですが、ぱんつのデザインは大きく異なっていますね。
シワ等も造形されていますが、スジらしいスジは確認できませんでした。
■(*´ω`*)キャストオフ!
(*´д`*) なんかスカート外せるっぽいので外しちゃいました。あぁ、これから一体何のプレイを始めようというの…!?
包帯を鞭に見立てて、良からぬ想像とかしてみると面白いかも知れません!!(アー!!)
それはそうと、ここで重要なのは六花ちゃんのぱんつです。まるで貞操帯のようだったコトブキヤ版のぱんつと比較すると、やや大人しいデザインですが、でもまぁ、うん、これなら学校に穿いて行っても問題ない気がするな。
ぱんつらしい厚みと言いますか、薄手の布が身体にフィットした感じが再現されているのはポイント高いですw。
(*´д`*) お尻まわりのシワ感などもよろしいかと…!! それにしても柔らかそうなお尻だ…!!
(*´д`*) なんか包帯が鞭に見えてくるんですけど…!?
ぱんつのデザインも十分セクシー系である事は伝わるので、コトブキヤの六花ちゃんもこの位で良かったんじゃなですかね…?(ぱんつには五月蝿い管理人)
(*´ω`*) 小さなお尻にピッタリとフィットした良ぱんつでしたw。
■フリーアングルショット
そんなこんなで、あとは六花ちゃんのフリーアングルショットです。ポーズ的にアングルのバリエーションを作るのが難しいフィギュアでしたが、ぐるぐる回しながら色々と撮影してみました。後ろから捉えたシルエットがビシッと決まったのが印象的でしたね。
後ろから見たこのアングルがお気に入りだったりします。膝裏もバッチリ見れますし…!(そこかよ!!)
いつものラメ紙にチェンジして何枚か。今回は紫を使ってみました。台座なしでも自立したため、台座は外して撮影しています。
最後に白バックで撮影してみました。正面、あるいはバックから捉えたときに浮かび上がるシルエットが本当に美しいですね。造形の確かさを感じます。
(*´ω`*) 後姿がキマるフィギュアは良フィギュアです。
AMAKUNI版の六花ちゃんは、シンプルな立ち姿で差し替えなしのワンポーズ…と言うストイックなフィギュアで、先行して発売されたコトブキヤ版とは対照的な製品でした。
ポーズの派手さや表情差し替えのギミックなど、コトブキヤ版に一歩譲るところもあると思いますが、シャープな輪郭が生み出すシルエットはとても美しく、細やかな動きや仕草が再現された造形をじっくり味わうのもまた良いものだと感じましたね。(*´ω`*)
個人的にはフェティッシュな膝裏と黒ぱんつの造形に拍手を送りたいところですw。(キリリ)
「中二病でも恋がしたい! 戀 小鳥遊六花」製品レビューをお送り致しました。
写真はFlickrにもUPしてあります。
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