[AMAKUNI]加藤茉莉香(ホビージャパン限定通販)製品レビュー
2014年02月27日-02:08 -カテゴリー: フィギュアレビュー
タグ: AMAKUNI, ホビージャパン限定通販, モーレツ宇宙海賊, 製品レビュー
AMAKUNI製造・ホビージャパンより発売の『モーレツ宇宙海賊 加藤茉莉香』製品レビューをお送り致します。※こちらの製品はホビージャパン限定通販商品で、既に受注受付は終了しております。
女子高生が宇宙海賊船の船長になる…!という少々強引な設定で始まるアニメ『モーレツ宇宙海賊』から、海賊船弁天丸の船長・加藤茉莉香が立体化です。昨年5月のメガホビでは原型の展示が、夏のワンフェスでのデコマスの展示が行われていました。原型はアルターの春日野 穹等も手がけた乙山法純氏が担当との事で、これは個人的に見逃せないフィギュアでもありました。ちょうど今月から劇場版も公開され、モーパイが再び盛り上がってますね…! 折角なので今回は、この掛け声とともにレビューを始めましょう。「さあ、海賊の時間だ!」
■パッケージ
黒とビビッドなマゼンタ色を基調とした商品パッケージ。正面の円形窓が印象的です。パッケージ背面には筆文字で「さあ、海賊の時間だ!」というおなじみの台詞が入れられていて、気分を高めてくれますよw。パッケージのサイズは約W245mm×H275mm×D215mm(実測)で、立方体に近い形状であるため、1/8スケールとしては少し大きく感じるかも知れません。箱はダンボール製でかなりガッシリとした作りになっており、これなら安心して上にフィギュアの箱を積めますね!
窓は正面・両側面・天面に1箇所ずつの計4箇所。両側面の窓はハート型に打ち貫かれていて、遊び心があります。
■ブリスター
本体と台座・海賊帽・サーベル・銃が納められたブリスター。本体と台座はビスで固定されていました。
■全身
海賊服を身にまとい、右手にサーベル、左手に銃を持って勢いよく駆け出す瞬間を捉えたようなポージング。海賊らしい堂々とした表情と、海賊服の裾から覗く制服のスカートと生足の魅力にクラクラ来てしまう罪なフィギュアです。惚れますね、これは。
躍動感あふれるポージングで、迫力満点です。
■少しアップで
黒い海賊服とマントを翻しながら駆けるキャプテン・茉莉香の雄姿。前傾姿勢で片足立ちする大胆なポージングが効いています。
左足はかなりキツ目の角度を付けて台座と固定されているのが分かります。
(・∀・) カコイイ!!
■マント
海賊服の特徴である大きく翻ったマントは、どっしりとした「重さ」と布の「厚み」を感じるボリューム感あふれる造形。バサッ!と言う風切り音が聞こえてきそうです。海賊服とマントはともに黒色なのですが、海賊服はマットな質感、マントはやや光沢感のある仕上げになっていました。
マントのドレープも美しく、布地に適度な厚みが感じられるのが良いと思います。
マントの裏側は光沢感のある落ち着いたワインカラーに塗装されていました。
黒色中心のコスチュームですが、ゴールドやメタルカラーの塗装が独特の存在感を放っています。こうして見ると結構豪華で派手ですね。
■お顔
自信タップリに微笑む茉莉香の表情!海賊船船長としての威厳を感じさせつつも、どこかあどけない雰囲気を残したお顔が素敵ですね。惚れます。
唇にはうっすらとルージュを引いたような色が入れられており、なかなかセクシーなキャプテンじゃありませんか。
お顔に限った事ではないのですが、こちらの茉莉香は肌の色が濃い目と言うか、かなり血色の良い肌色となっています。これは好みが分かれそうなポイントかも知れません。
■海賊帽
海賊のトレードマークでもある帽子には、ホワイトで髑髏のマークが入れられています。仕上げはとてもシャープでした。
海賊帽は膨らみ感や丸みが感じられるボリューム感のある造形。取り付けられているフサフサとした飾りも細かく造形されています。
帽子の縁の部分はゴールドに塗装されており、帽子一つとっても豪華ですなぁ…。
歩くたびにユラユラと揺れる帽子の紐。ところでこの紐、何のために付いてるんでしょうね…?
帽子にダボ等はなく、頭にカポッとはめ込んで固定します。
マグネット等は入っていないと思いますが、頭部への装着感は非常に安定していて、仮に逆さにしても簡単に落ちることはないでしょう。
帽子を外して飾ることも可能です。赤毛が強調されて印象がガラッと変わりますね。
個人的には帽子を被っていた方が海賊感が出て好きですが、飾り方はお好みでドウゾ。
■髪の毛
髪の毛は明るい朱色と言いますか、分かりやすく言うとニンジン色です。毛先がツンツンと広がったような独特の髪形もよく再現されていると思います。
情報量も十分でシャープな造形かなと思いますが、うっかり毛先に触ると刺さって痛いのでご注意くださいw。
■ボディ
制服の上から着用しているためか、あるいは成長途中にある乙女ボディの底力かは分かりませんが、はちきれそうな胸元が印象的な上半身ですね。
首元のスカーフには円形の厚みのあるエンブレムが。文様も造形され、塗装も細かく塗り分けられています。
厚手の海賊服を盛り上げてしまうこの胸力にやられそう。
(*´ω`*) んお!んお!
両肩の部分の装飾はゴールド塗装。塗りも豪華ですが、注目すべきは造形の細かさでしょうか。紐が集まっている様子など、細かなディテールまで作り込まれているのが分かります。でもこの飾り、リアルに海賊服を着ると重そうですね…。
拳銃はガンメタリックに塗装され、鈍い金属感が再現されています。
マズル(銃口)部分はツヤ消しのブラックに塗装され、遠目で見ると穴が開けら得ているように見えますね。
この銃は10円玉の直径程の小さなパーツですが、モールド等も細かく造形されていました。アルターのラウラの銃のようにスライドが引けたりマガジンが抜けたりといった無茶な可動はしませんが、まぁ、あれは異常だからw。
指先は爪の造形・塗装あり。爪は光沢感のある薄いピンク色に塗装されていました。
右手のサーベルは刀身が長く、手に持たせるとそれなりに前方に突き出した格好になります。シルバー・ゴールドに塗り分けられており、これもまた豪華ですね。
サーベルを手に持たせる際は、ドライヤーで少し温めてあげるとスムーズにはめられるかなと思います。無理にはめ込むと指先に色移りするかも知れません。
海賊服は造形・塗装の情報量が非常に多く、見所満載と行った感じの仕上がりです。塗装にはゴールドやメタルカラーがふんだんに使われており、塗りも丁寧な仕上がりでした。海賊の仕事服がチープだったら興ざめですもんね。^^
鞘にも髑髏マークが。造形もとても細かい…!
■おみ足
上半身は海賊服でビシッと身を固めているのですが、裾から覗く下半身はおにゃのこしてるんだぜ…!(*´∀`*)
白いラインの入った水色のスカートは、白凰女学院の制服ですね。このようにスカートがチラッと見えることで茉莉香が女子高生なんだなぁと感じられるのですよね。そして世の紳士たちは大歓喜ですよ。
露出少な目の印象でしたが、生足が拝めるのは有難い。おれ、この膝に蹴られたいわ。
おみ足には紺のハイソックスを着用。ニーハイが生み出す絶対領域も素敵ですが、膝が露出しているのもよい物ですね。勉強になります。
靴はツヤのある黒色塗装。海賊というとゴツいブーツを連想してしまいますが、茉莉香は普通の通学靴を履いていたんですね。アニメを見ていた時は、足元を意識した事はなかったですね…。
■台座
台座は円形の黒色で、手前に立体感のあるタイトルロゴが入れられています。色が黒なのは別に良いのですが、プラスチック感丸出しなのが気になりました。台座の直径は16cm程で、それなりの設置面積が必要になります。
本体と台座は2本のビスでガッチリ固定されており、強度的な心配はないかなと思います。ローアングルを撮る際に外す事を試みましたが、手持ちのプラスドライバーではネジを上手く回せなかったため、台座に固定したまま撮影を続行しました。ま、普通に生きている分には外す必要のないネジですよ。たぶん。(‘A`)
■ローアングル
ピンクの花園キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! スカートの中身は淡いピンクのぱんつだったという衝撃!!
独特の盛り上がり感と、明確なスジの造形を確認…!海賊服の下にこんな素敵なものを隠していたんですね、茉莉香さん。
シワや飾りも細かく造形されており、このぱんつ、本気で作りこまれている…!
(^q^) これがプロの仕事ってやつなんですねw。(ぉ
ピンクのぱんつが、このフィギュア一番のサプライズでしたw。(*´q`*)
■フリーアングルショット
さてさて、茉莉香の自由作例のお時間です。今回は珍しく、レビュー用の撮影は全て黒背景で行いました。何色を使うか結構悩んだのですが、これだ!という結論に至らなかったため、消去法的に黒になってしまった、というのが本当のところですね。その代わり、自由作例では派手な色を使って見る事にしました。黒でも派手な色でも、それぞれに違った良さがあるのかなと思いますがいかがでしょうか。黒背景の場合は色の照り返しを心配しなくて良いというメリットがある一方、表面の細かい傷やホコリが大量に写り込んでレタッチに時間がかかるというデメリットもあり、なかなか運用が難しいなぁと感じました。^^;;
ラメ紙とストロボ光を使用したキラキラショットも何枚か。海賊ってのは見栄えでしょう…!
茉莉香には派手な背景紙も合いますねw。
■劇場版情報
2月22日(土)より、モーパイの劇場版となる『モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-』の上映が始まりました。狙っていたのかどうかは不明ですが、フィギュアの発売と同月に劇場版が公開されるとはオイシイ展開ですねw。TVシリーズ放送から少し時間が経っていたため、おさらいも兼ねて撮影前に観に行くことにしました。
管理人が観に行った新宿バルト9のチケットロビーには弁天丸の模型が展示されていました。
劇場版ではフィギュアとは異なる赤い海賊服の茉莉香を見ることが出来ます。
入館時に貰った特典は号外、ポストカードとクリアしおりの3点。
パンフレットも買ってみたり。
とまぁこんな感じで、モーパイ尽くしの週末を楽しみました。劇場版を観ると、赤い海賊服のフィギュアも欲しくなりますね…。これは悩ましい。^^;
ホビージャパン限定通販を利用するのは今回が初めてとなりますが、AMAKUNIのフィギュアは店頭には流通しないようなので、気になる作品は逃さないようにチェックしておいた方が良さそうですね。受注生産品だけあってクオリティも安定していますし、今後は利用する機会も増えそうです。
加藤茉莉香(ホビージャパン限定通販)製品レビューをお送りしました。
写真はFlickrにもUPしてあります。
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