[コトブキヤ]暁美ほむら-巫女服- 製品レビュー
2015年05月24日-22:10 -カテゴリー: フィギュアレビュー
タグ: まどマギ, コトブキヤ, 製品レビュー, 魔法少女まどか☆マギカ
コトブキヤより発売の「暁美ほむら-巫女服-」製品レビューをお送り致します。
巫女好きとほむらファンを唸らせる待望のスケールフィギュアがコトブキヤより登場しました! その名も「暁美ほむら -巫女服-」!!(いや、それ、そのまんまだからw)
キューポッシュでまどマギシリーズを展開中のコトブキヤですが、これまでスケールフィギュアは全くリリースされていませんでした。「暁美ほむら-巫女服-」は、コトブキヤ初のまどマギスケールとなるワケですね。(これは感慨深い)
巫女ほむらのフィギュア化は痛印堂とのコラボによって実現したもので、ワンダーフェスティバル2014[夏]にてフィギュア化決定がパネル告知されていました。痛印堂のイラストを見たときから「可愛いなぁ」と思っていたので、フィギュア化は朗報でした!
その後、今年の初め頃に原型の展示をすっとばしていきなり彩色サンプルがコトブキヤ秋葉原館に展示され、普段は秋葉原の巡回レポ等をあまり行わない管理人も、この時だけは珍しく秋葉原まで見に行きましたw。だって巫女さんだからね…仕方ないね…w。
暁美ほむらのフィギュアは既に各社から多数リリースされていますが、やはり「巫女姿」と言うのはインパクトがありました。管理人は無類の巫女好きですが、意外と巫女コスチュームのフィギュアって少ないんですよね…。(少し巫女フィギュア増やそうかしら…w)
それでは無事発売となった巫女ほむらをじっくりprprしてみることにしましょう…!
- メーカー:コトブキヤ
- 商品名:暁美ほむら-巫女服-
- 作品名:劇場版 魔法少女まどか☆マギカ
- サイズ:1/8スケール(約140mm)
- 原型制作:千鶴(鶴の館) 協力:コトブキヤ
- 発売日:2015年5月
■パッケージ
和風の華やかな柄模様が全面にあしらわれた商品パッケージ。白をベースに淡い藤色のラインが入れられ、どこか涼しげな雰囲気を漂わせています。前面には元イラスト、背面には商品写真がそれぞれ掲載。巫女=神社といった概念ではなく、「和風」テイストを押し出したデザインでしょうか。
サイズは約W190mm×H190mm×D150mmで、膝立ちポーズのためとてもコンパクトなパッケージとなっています。電車で持ち帰るのもさほど苦にはならないでしょう。
■ブリスター
本体・台座・印鑑が収められたブリスター。底面には説明書がテープ止めされています。
■説明書
印鑑の持たせ方が記載された説明書。特に難しくはありませんが、一応目を通しておきましょう。
■印鑑
“紫高の痛印”ではありませんが、リアルな印鑑(実用は不可)が付属しています。
チタン製ではないとは言え、メタリックな塗装と光沢仕上げで質感が高められています。
図柄はキュゥべえ。なんでやねんw。
■台座
淡い小豆色の円形台座が付属。歯車と和柄がプリントされたほむほむらしいデザインです。巫女ほむらは「置くだけ」の仕様ですので、台座なしで飾る事も可能です。
■全身
少し青みがかった藤色の巫女服に身を包み、愛おしそうに印鑑を抱きかかえたポージング。元イラストの時点で、印鑑をバズーカ砲だと勘違いされた方も多いハズです。(うむ。ほむほむなら仕方ないw)
(*´ω`*) 膝立ちポーズでちょこんと佇んでいる様が何とも可愛らしいですね。
ふわっと二股に広がった長い黒髪が巫女服に映えます。ある意味、巫女服が似合うことが約束された容姿です。
ほむほむのフィギュアはクールでキリリとした表情が多かったと思うのですが、優しく微笑む巫女ほむらの表情はそれらとは対極にありますね。管理人もこの表情の可愛さにやられましたw。
(*´ω`*) 可愛いじゃないのよさ。
■少しアップで
管理人は購入しておりませんが、巫女ほむらには実際の「紫高の痛印」を持たせる事も可能になっています。印鑑の大きさに合わせてフィギュアのスケールも微調整されているんでしょうかね。
まどマギ作品とは何の関係性もない巫女服姿での立体化ですが、ここまでハマるとは思っていなかった、と言うのが正直な感想ですw。
(*´д`*) さぁ、印鑑のかわりに何を持たせるか、想像の翼が広がってしまうな…!!(煩悩とも言う)
■お顔
穏やかに微笑むほむほむのお顔。ほむっとした頬の輪郭もしっかりと再現されています。
頬にはうっすらとチークが入れられており、表情の可愛らしさを強めております。
アイプリントは殆んど光沢のないタイプで細部までシャープな仕上がり。瞳の部分に若干テカリがありますが、殆んど気にならないレベルですね。デコマス基準で見ると若干両目の空きが広がったような気もしますが、お顔全体としては良くまとまっていると思います。
■髪の毛
長い黒髪は二股に分かれ、横に大きく広がっています。身体よりも巫女服や髪の毛の方に動きが付けられていますね。
ほむほむの髪の毛はざっくりと単純化される傾向がありますが、巫女ほむらの髪の毛は結構細かく造形されています。
頭部のリボンには和風のあしらいも。寒色中心の色合いの中で、リボンの赤色が差し色として効果的に機能しています。
流れるような黒髪のラインが美しいです。髪の毛の先は巫女服と同色の布で束ねられています。
(*´ω`*) やはり巫女服には黒髪が似合うということがよく分かりましたw。
■巫女服
印鑑を抱えていると巫女服が良く見えないので、外してprprしてみましょう。
巫女ほむらは袴の色合いが赤ではなく青紫色である点が特徴的ですね。もともと「紫高の痛印」のために描下ろされたイラストだったため、色合いも考慮されたのでしょう。印鑑と巫女服がどう繋がるのかはいまひとつ謎ですが、ほむほむらしい色だと思いますw。※深く考えてはいけません
巫女装束は白衣の袖部分がオフトゥンのようにふっくらと膨らんだ造形で、柔らかい雰囲気を醸し出していますw。
後ろ毛が二手に分かれているため、背中部分もprprできますw。ちょこんと膝立ちしたポーズがチャーミング…!(*´ω`*)
(*´д`*) 残念ながら胸はない…!! (殆んどつるぺたw)
胸の膨らみなど無いほうが良いと言うロリ紳士向けのフィギュアですねw。
袖部分にはソウルジェム的な装飾が施されています。これが唯一「まどマギ」を感じさせる部分かも知れません。
巫女服には小さなリボンの装飾も。
柄は裏側にも入れられていました。
袖口部分も置くまで造形されています。
袴には膝立ちした際に出来るシワ等も細かく造形されています。
袴の裾からはおみ足がチラッと覗いています。裾のフリルが可愛らしいですねw。
(*´д`*) 個人的には巫女服のスキマが超そそるんですけれど…!!!
何で巫女服にフリルが付いてるのかと突っ込んではいけない。萌えればそれで良いのだ…!!
足には足袋と草履を履いています。足袋の鼻緒は淡い赤紫色です。
敢えて強調することではないかもしれませんが、袴の裾からほむほむの生足を拝めるのは貴重です。この部分が露出しているフィギュアは少ないですからなぁ…w。
ごろ~んとひっくり返すと、足の接地部分は平らになっていました。
■印鑑
愛おしそうに抱きかかえた印鑑。モックアップとは言え、メタリック塗装と表面の光沢処理のおかげで質感は十分です。
左手の中指にはシルバーの指輪をはめています。指先の爪は造形があるのみで特に塗装はされていませんでした。
印鑑の図柄がQBなのがジワジワ来ますw。まどかだったら良かったのにねw。
さて、印鑑のかわりに他のモノを持たせたせて遊んでみましょうか。色移りに気をつける必要はありますが、思っていた以上に遊べましたぞ…!!
抱かせるのにはねんぷちくらいのサイズがちょうど良さそうです。
ほむら「まどか…可愛いわまどか…!」
ほむら「…でもこのフリルが邪魔ね」
まどか「ファッ!?…ほむらちゃ…何を…!」
ほむら「そうね、制服姿なら問題ないわ…」
すすす…!
まどか「どうしてスカートの中に手を入れるの…?」
(*´д`*) 巫女ほむらで遊ぶときは右手の動きを最大限活かしましょう…!!
ほむら「仕留めたQBも悪くないわね。尻尾の手触りが最高だわ。」
ほむら「…でもこの手はちょっとグロいわね。」
※QBは「暁美ほむら 時間遡行ver.」の付属パーツです。
他に何かないかな~?と思案した結果、このブログらしいモノを持たせてみることにしました。
おふろフィギュアです。誠に申し訳ございません。\(^o^)/
ほむら「おふろフィギュア…とても可愛らしいわ…!!」
ほむら「ウフフ…綺麗にしてあげるわね。」
クチュクチュクチュクチュ!!
※クドを綺麗にしているだけです
クチュクチュクチュクチュ!!
ほむら「こんなにして…イケナイ子ね…!」
※クドを綺麗にしているだけです
ほむら「ほら…こんなに綺麗になったわよ…!」
(;゙゚’ω゚’)巫女ほむらは「巫女」と言うより「悪魔」の指使いの持ち主で、この展開には管理人も戦慄しました。あぁ、どうしてこんなことに!w
■フリーアングルショット
そんなこんなで、お口直しに巫女ほむらのフリーアングルショットをドゾー。(いや、もはや手遅れな感じはある)
今回の撮影は時間が限られていた事もあり、レビューパートとイメージパートで全て同じ背景紙を使用しました。(イメージパートで使用する背景セッティングで全てのパートを撮影した、と言ったほうが分かりやすいかも知れません。)途中で背景を変えるとセッティングに時間がかかるため、その手間と時間を減らしたわけですね。
使用したのは「レーヨン雲竜」という薄手のラッピングペーパーで、和紙の風合いを持った紙です。向こうが透けて見えるほど薄いため、ピンクと紫の2枚を重ね、その隙間をライティングし、微妙な色合いが出るようセッティングを調整しました。反射光と透過光を組み合わせ、手持ちのレザック等では出せない微妙なトーンが出せたかなと思います。
「暁美ほむら-巫女服-」は、穏やかに微笑む表情が印象的な可愛らしいフィギュアに仕上がっていました。まどマギ作品と巫女服は直接的には何の関連性もありませんが、希少なコスチュームで他のフィギュアと明確に差別化されているため、ほむほむコレクションに加えて見るのも良いでしょう。
痛印堂とのコラボも面白く、実際に「紫高の痛印」(実物)を持たせる事が出来ると言うのも面白いポイントかなと思います。(印鑑は買っていませんけどね…)
巫女ほむらの明確な欠点を一つ挙げるなら、それはぱんつが撮れないことで、これは和装フィギュアの宿命とも言えるものですねw。
「暁美ほむら-巫女服-」製品レビューをお送りしました。
写真はFlickrにもUPしてあります。
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