［コトブキヤ］キューポッシュ 雷 製品レビュー

2015年06月29日-01:48 -カテゴリー： フィギュアレビュー

タグ: キューポッシュ, コトブキヤ, 艦これ, 艦隊これくしょん, 製品レビュー

コトブキヤより発売の「キューポッシュ 雷」製品レビューをお送り致します。

久々のキューポッシュ！　しかも艦これキャラクター「雷」の登場です！

スケール・可動問わず、既に相当数がリリースされている「艦これ」関連フィギュア。コトブキヤは出さないのかな…？と思って見ていたのですが、昨年夏のワンフェスあたりでスケールとキューポッシュのパネル告知があり、おぉ、いよいよ来るか!!と楽しみにしていたものです。

スケール吹雪も既に発売されていますが、今回は先に発売されたキューポッシュ 雷をレビューしてみたいと思います。

 

• メーカー：コトブキヤ
• 商品名：キューポッシュ 雷
• 作品名：艦隊これくしょん -艦これ-
• サイズ：ノンスケール（約110mm）
• 原型制作：びーふる（BTA）
• 発売日：2015年6月

 

■パッケージ

爽やかなターコイズブルーを基調とした商品パッケージ。丸型の窓などは、シリーズフォーマットを踏襲しています。正面の片隅に艦これのロゴマークが入れられていたり、背面の「付属品」欄が魚雷の形だったりと、あぁ、これ艦これのフィギュアなんだなぁと思わせる仕掛けが随所に。キューポッシュシリーズも、もう20作目なんですね…。

パッケージサイズは約W170mm×H210mm×D100mmで、規格サイズながら少し厚みがあります。艤装にボリュームがあるからかも。

 

■ブリスター

本体と付属品もろもろが収められたブリスター。付属パーツの大半は艤装に関連するものですね。

 

■説明書と収納袋

ブリスター底面には説明書と透明な収納袋が袋に入れられテープ止めされていました。

 

■説明書

艤装の組み立て方等が丁寧に記載されているためか、雷の説明書は広げるとB4サイズ程になりました。こちらは遊ぶ前に目を通しておいた方が良いでしょう。

 

■付属パーツ一覧

本体と台座・支柱アーム類の他、艤装パーツ・手首パーツ×3種（平手・握り手・持ち手）・表情パーツ×3（元気顔・むすっ顔・にっこり顔）が付属しています。大部分は艤装関連のパーツで、これらを組み合わせて遊ぶことになります。

 

■全身（本体）

八重歯がチャーミングな元気印の駆逐艦、雷。姉妹艦の電とは対照的な性格のよう。

艤装を付けないと、まんま女子校生（女子中学生？）的なロリないでたちｗ。アカン、これはダメになるｗ。

コスチュームの見た目はスタンダードなセーラー服そのもので、キューポッシュボディとしては貴重かも知れません。靴が迷彩色っぽい点を除けばですが…ｗ。

雷本体の造形・塗装はとても丁寧な仕上がりで、可愛らしさ満点！ スカート部分は軟質素材で出来ており、動きを阻害しない点もポイントです。

 

■艤装

で、コチラが艤装パーツ。やはり艦これフィギュアには艤装が欠かせません。

駆逐艦なのでそれほど大きな艤装ではありませんが、キューポッシュとしては結構なボリューム。複数のパーツの組み合わせで構成されています。

＼ジャキーン!! 装着!!／（脳内再生音）

艤装と本体の接続は「可動式連結軸」にて行います。ジョイント部分が可動するので、ポーズの自由度が高いです。

ジャーン!!（うん、艤装を付けると艦これフィギュアっぽくなったｗ）

艤装のデザインは、可動や自立を意識したものになっているように感じました。大きすぎず、小さすぎず、可動域は十分に。可動フィギュアなのでこのバランスは大事。

キューポッシュは元々マグネットによる自立が可能でこれがウリでもあったわけですが、雷は艤装の錨を支柱とすることで台座なしでも自立が可能になっていました。キャラにもよると思いますが、これは面白いアイデアですね。

台座なしで自立できるとなれば、屋外撮影などでも自由度が広がるかも知れません。

個人的に心配していたのは艤装の「重さ」で、マグネットでの自立が不可能な程重いと困るなぁ…という点でした。この点は何の問題もナシ！ちょいと足首の負担が大きいかも知れませんが、片足でも何とか自立可能でした。（管理人は支柱のアームが好きでないため、遊ぶ時も撮影する時も「支柱なし」が基本なのですが、これが可能で安心しました。）

 

■艤装の可動

キューポッシュのもう一つのウリは「可動域の広さ」。では、雷の艤装はどうでしょうか？

魚雷発射管とシールド部分に注目です。

ゴゴゴゴゴゴ!!!（脳内再生）

＼ジャキーン!!／　とまぁこんな風に、艤装もあちこち可動しますｗ。

艤装の可動は、ギミックとしての面白さだけでなく、本体の動きの自由度を確保するためにも必要なものだと思います。魚雷発射管を少し後ろに回すだけで、雷の腕のポーズの自由度が増しますので。

魚雷発射管の接続部は球体ジョイントを使用しており、微妙な角度の再現が可能です。艤装の可動にもこだわりが感じられますねｗ。

艤装に取り付けられた錨は、手持ちの武器としても利用可能。台座なしで飾る場合には支柱の役割を果たす便利アイテムですｗ。

 

連装砲の砲身もちゃんと可動します。この連装砲も、艤装から取り外して手持ちの武器として利用可能です。

砲煙や爆発等のエフェクトパーツ等は一切付属しないのですが、可動部分はかなり多く、動かしているだけでも十分楽しめるフィギュアですね。艤装のボリュームが絶妙のバランスで、動かして遊ぶ事を阻害していないのは流石だな、とｗ。

 

■むすっ顔

表情パーツは標準仕様の「元気顔」含め3種類。こちらは「むすっ顔」ですｗ。むくれている感じがかえって可愛いと言うｗ。(*´ω｀*)

この表情は交戦中の「シリアス顔」としても使えそうですね。

 

■にっこり顔

ハイハーイ。ダメ提督製造機とまで言われた雷の本領発揮です!!ｗ　このとろけるような天使顔を見よ!!!

(*´ω｀*) かつてこれほどまでに八重歯が眩しい笑顔があっただろうか…!!

うん。この表情目当てで買っても損はしないね。みんな一緒にダメになろうぜ…!!

可動フィギュアの楽しみは表情の差し替えにあったりしますが、雷の「にっこり顔」は反則級の可愛さで提督のハートを打ち抜くことでしょう…！ ズキューン!!!

 

■武器（錨）

艤装に取り付けられていた錨は、武器として手に持たせる事ができます。この方が雷らしいかな？

持ち手の手首パーツは左右両方が付属するので、左手に持たせたりする事も可能です。（設定的に正しいかは分かりませんが…）

 

■武器（連装砲）

同じ持ち手を使用して、連装砲を持たせる事も出来ます。

艤装に取り付けるか手に持たせるかはお好みで選択、と言うワケですね。

＼ジャキーン／（脳内再生）

(*´ω｀*) キマってますなぁｗ。　派手なエフェクトはありませんが、表情とポーズの組み合わせだけでも結構遊べるものですね。

艦これと言うとどうしても艤装に注目しがちなのですが、雷は本体だけでも十分可愛く、これだけで思う存分ダメになれる気がしますｗ。

(*´ω｀*) キャッキャウフフな駆逐艦だなｗ。

艤装外すとどこぞの女学生と変わらんｗ。

 

■(｀・ω・´)ゞ ぱんつ！

＼ズデーン!!／なサービスショット！　これはお約束!!

ぱんつは白でありましたｗ。可動フィギュアのぱんつはあまり熱心には見ない方ですが、お尻の丸み等は想像以上の造り込みで、コトブキヤの情熱に敬意を表したい所存でありますｗ。（ダメな提督）

 

■フリーアングルショット（適当に遊ぶ）

キューポッシュ雷のフリーアングルショットです。…と言うか、適当に遊んでいるだけですがｗ。

今回の撮影では表面がキラキラした質感の特殊な布を使用したのですが、形が変えられる布の特性を活かして波の雰囲気を出してみました。布の下に台座を置いて、マグネットで自立させています。今回お試しで使ってみましたが、これはスケールフィギュアの撮影にも使えそうですね。（どのように使うかは考え中…ｗ）

(｀・ω・´)ゞ サービスショット！

ムクリ…！

思い付きで「キューポッシュえくすとら スクール水着ボディ」に差し替えてみました！　駆逐艦なのになんか潜水艦ぽいー！（そしてナゼか手にはビート板が…！）

良く良く考えてみれば、キューポッシュのボディにはジョイント接続用の穴が設けられているのですよね。

つまり、スク水ボディをはじめとしたボディオプションにも艤装を接続する事も可能なワケです！（おー！）

スク水姿で洋上を駆ける雷!!　もはやお前は駆逐艦じゃない気が…!!?

(；´Д`A そしてそのビート板はシールドとして使う気なのか…!?ｗ

(*´д｀*) ま、結構サマになってるからいいかー。（いいのかよｗ）

艤装を外せばスク水女学生との甘い夏の日々が再現されます。提督の夏休みってこういうこと？

(*´ω｀*) やっぱりこの表情は可愛いねぇ…！

…雷、なんか後ろからデカイ波が来てね？

＼ざっぱーん!!／ごぽぽぽぽ…!!

へーきへーき!!（無事だったようです…ｗ）

とまぁこんな感じで、とてもキュートな雷ちゃんと戯れるダメ提督の一日をお送りしましたｗ。

艦これの可動フィギュアは艤装のボリュームやギミックをどのようにまとめるかがポイントになるのかなと思うのですが、キューポッシュ雷の艤装は本体のポーズの自由度を損なわない適度なボリュームと可動域を持っており、デフォルメフィギュアとしてバランスよく仕立てた印象です。雷にはキューポッシュの新関節が採用されており、動きやポーズのキメやすさもUPしているようです。

キューポッシュの特徴である「マグネットによる自立」と「可動域の広さ」は健在で、とにかく動かして遊んで楽しいフィギュアに仕上がっていました。あと、「にっこり顔」の可愛らしさは反則ですねｗ。

コトブキヤはキューポッシュとスケールフィギュアの両面で「断固！駆逐艦!!」的なラインナップを予定しており、ロリ専な提督諸兄はダメになる準備をしておいた方が良いかも知れませんｗ。

「キューポッシュ 雷」製品レビューをお送りしました。

写真はFlickrにもUPしてあります。