［アルター］IS インフィニット・ストラトス ラウラ・ボーデヴィッヒ メイドVer. 製品レビュー

2013年06月16日-22:49 -カテゴリー： フィギュアレビュー

タグ: IS, アルター, インフィニット・ストラトス, 製品レビュー

アルターより発売の「IS インフィニット・ストラトス ラウラ・ボーデヴィッヒ メイドVer.」製品レビューをお送り致します。

実はキャラ的にはノーマークだったのですが、次々と上がるレビューを見るにつれ「これは！！」となりまして。経済的事情もかえりみず急遽お迎えと相成りました。管理人のフィギュア購入スタイルは基本的には「キャラクター買い」で、次いでキャラや原作は知らないけど「造形に惚れて」買う、というパターンが多いです。管理人はISのキャラの好みでは束さん一択という特殊な嗜好の持ち主なので、メインヒロイン勢にはあまり目が行ってなかったりしました。（あ、あと山田先生もいいね）まぁそれはそれとして、発売から少し時間が経ってしまっていますが、レビューの方をドゾー。

• メーカー：アルター
• 商品名：ラウラ・ボーデヴィッヒ　メイドVer.
• サイズ：1/8スケール（全高：約210ｍｍ）
• 原型制作：田中 冬志
• 発売日：2013年5月

■パッケージ

1/8スケールとしては少々大ぶりのパッケージ。最近のアルター購入物のパッケージは小物が多かったので、久々といった感じです。同アルター製品の「春日野 穹」以来かも知れません。空の写真をあしらった白基調のパッケージで、ポイントに紫のアクセントカラーを配しています。窓は正面・側面・天面に一箇所ずつ。正面窓が大きいため、視認性は比較的高い方かと。（オプションパーツは少し見づらいですが…。）

結構大きい。でもそれなりに頑丈なので積む際も安心か。（オイ）

■ブリスター

本体・台座の他、充実のオプションパーツが見て取れるブリスター。価格は1/8スケールとしては少々高めの部類かと思いますが、これだけ付けてくれるなら納得しちゃいますね。

■全身

ひとまず通常顔（眼帯あり）+トレイ腕+ティーセットという構成でぐるりと。

メイド服を翻し、歩きながら振り返ったポージング。古風な黒メイド服と、左手に持ったトレイとティーセットがキャラクターとの妙なギャップを生み出していて面白いです。全体的に色合いがシックで、見ようによっては若干地味に見えるかも知れませんね。眼帯着用だとお顔の印象が暗めに見えてしまうのも一因かと思います。

どの角度から見ても間違いなく可愛いんですが、表情が良く見えるアングルが限られているため、実際飾る際の角度は限定されてくる気がしました。トレイにティーセットを置くと顔が隠れてしまう場合があるので、トレイに載せるかどうかはお好みで選択ですね。

眼帯がキャラクターのトレードマークなのは理解しつつも、やはり表情が良く分からないというデメリットも。（前髪が長いので余計にそう感じる。）管理人は普通に可愛い方が好きなので、レビューの後半では眼帯なしで撮影してたりします。公式の商品画像が眼帯なしのツインテールメインだったら、即効で予約していただろうなぁ…。（言い訳気味に）

■ディテール

メイド服のヒラヒラとか、細かい部分もしっかりと造形。少し分かりづらいですが、メイド服のエプロンには吹き付けで微妙な陰影が付けられています。

髪の毛はややデフォルメを効かせた感じのざっくりとした造形。毛先の部分にしっかりとした情報量があるため、大味にはなってない印象。

トレイの上のティーセットは「置くだけ」の仕様。ティーセットはワンポイントの模様プリントといい、本気の造りです。

手とトレイは接着されている模様。無理な力を加えるとバキっと取れてしまうかも。

爪は薄ピンク色に塗装。指先まで丁寧な造り。

■お顔

眼帯ははめ込み式で、着脱可能になっています。

眼帯を外すと黄金色に輝く左目が現れます。表情がよく分かるので管理人はこの方が好み！アイプリも綺麗です。

ちなみに眼帯は前髪を外して取り付ける仕様になっています。このフィギュアには表情が2種類付属していますが、眼帯はどちらの表情にも取り付けることが可能です。軟質素材を使用しており、取り付けは比較的カンタン。顔のラインにしっかりフィットします。

■下半身

角度限定ですが、メイド服の裾から覗くおみ足を拝むことが可能。ニーソにはラメっぽい光沢感のある塗装（パール？）が施されており、独特の質感を感じさせますね。

靴は普通の光沢塗装。今更言う事ではありませんが、金属部分のシルバー塗装とか、細かい部分の仕上げはさすがアルターといった感じ。

■ローアングル

「いや、ローアングルと言うより、単なる覗きじゃんコレ」というツッコミもあるかと思いますが、仕方なかったんですよぉ…。普通に下から撮ろうとしてもなかなかガードが固く、台座から外して強硬手段に出たまでの事。ご覧のとおり、水色の縞パンという近年稀に見る逸材に出会うことができました。何故ラウラが縞パンを穿いているのか？　そもそも縞パンとは妹属性キャラのみに許された特権ではなかったのか？　など、様々な思いが脳裏を横切りましたが、とりあえず有難うございました！

前面にはシンプルなリボンの装飾が。それにしても、またしても具体的なスジが見えるんですけど…。

それと、何かもうお尻の食い込み具合が素敵すぎて。こういうの大好き。

太ももには2本のベルトが…。

待機状態のシュヴァルツェア・レーゲンが巻かれていました。殆ど見えない部分ですが、しっかりと再現されています。

 

■差し替え用腕パーツ

銃を持たせる用の差し替え腕パーツ。こちらも指先まで丁寧に作られています。

「13センチだと？フッ笑わせるな！」とか言わせたい。（錯乱気味）

 

■付属物などなど

付属パーツが多すぎるので、まとめて並べてみましたよ。これだけあれば半年は飽きずに遊べるね！お兄ちゃん！（妹bot風に）

もしかしてプラモですか？とツッコミたくなる程丁寧な説明書。パーツ交換は難しくはありませんが、ちゃんと目は通しましょう。

■銃器

で、問題なのはコレです。H&K P8。ドイツの銃器メーカー・ヘッケラー&コッホ社のオートマチックハンドガンです。一般的にはUSPという名称の方が馴染み深いかもしれませんね。こうして写真で見る分には、ぱっと見良く出来てるなー、という印象だと思います。

さて、10円玉とサイズを比較してみましょう。

……あ、アルターさん、一体何を考えてるの？ｗｗ

反対側もご覧の通り。このサイズでグリップのシボ感まで再現とか、ちょっと異常。

スライドが引けたり、マガジンが抜けたり、もういい加減にしろ！ｗ（褒め言葉）

 

マガジンにちゃんと弾丸が込められているとか、こんなの絶対おかしいよ！

銃器が好きな方なら、開いたエジェクション・ポートから弾丸が覗いて見える様が大事なんだ、という事が分かっていただけるかと思います。スライド引けてもエジェクション・ポートが閉じたままだったら興ざめですからね…。

P8にはリコイルスプリングガイドがあるはずですが、さすがにそこまでは再現されていませんでした。あとショートリコイルも…。（当たり前だ！）

 

フィールドストリップしたP8。もうお腹いっぱいです。

※サバゲとかはやりませんが、管理人は結構な銃器マニアです。

■台座

黒基調の台座にはキャラクターと作品名がプリントされていました。ジョイント部はプラ製ですが、両足でしっかり支持するタイプなので強度的には問題ないかなと思います。サイズが比較的小さめなのも嬉しいポイント。

 

さて、パーツを差し替えて色々と遊んで見ましょう。

■通常顔の眼帯オフバージョン（ストレートヘア）

眼帯を外しただけで印象がガラッと変わります。普通に可愛いです。

撮影していて右目（赤い方）が影になる事が多く、お顔の印象が暗くなってしまうなぁとずっと思っていました。眼帯を外すことで明るい左目が現れ、印象が大きく変化しました。

 

■銃バージョン

左腕を差し替えて銃を持たせたり…

銃を握るにしてはややグリップが柔らかい感じはありますが、銃が後付けなのでこれは仕方ないですね。

 

■照れ顔の眼帯オフ（ツインテール）※お気に入り！！

この髪型・表情の破壊力に負けたんです。嫁になります！！

お口の形が何とも可愛らしく、意地悪したくなってしまいますねー。

■お気に入りなのでひつこく回すよ～

 

■照れ顔に銃を持たせてみたり（でもちょっとコワいかも！！）

マグチェンジをイメージしたカット。

推奨はされないと思いますし、完全に自己責任になりますが、右手にはマガジンを持たせることも可能なのです。

銃のかわりにポットを持たせてみたり。

人差し指がアレだが、それほど違和感はない。

すごくお気に入りの表情アングル2点。うむ。満足した。

 

■表情と髪型の差し替え

ストレートヘアに照れ顔を装着。

ツインテールに通常顔を装着。これも悪くないな。

この表情には銃よりもトレイを持たせた方が似合うかも知れない。

 

■番外編

さて…、もう充分遊びつくした感はありますが、このレビューまだまだ終わらんよ。

玩具不十分さんのレビューにある通り、ラウラは他のキャラとの首の差し替えが可能だったりするのですね。同アルター製品の「春日野 穹」を所有している身として、これを見逃す手はなかったという。

じゃーん。穹が2人になりましたー！　※ツインテールとストレートヘアを並べて飾るのが夢だったのです。

形状はほぼ同じなんですが、穹とラウラではジョイント部の太さが異なるため、ドライヤーは必須ですね。穹の方が太いので、ラウラの首元を温めてからねじ込みます。

ソラ・ボーデヴィッヒさんです。（曝

ストレート版だと若干髪が干渉するため、ツインテール限定なのですが、これが似合い過ぎるから困る！

縞パンも穿かせることが出来るんだぜ！！やっぱ妹キャラには縞パンでしょ！！（歪んだ嗜好）

穹には銃器もまた似合う。ツインテールの美少女が銃ぶっぱなす作品なんて世の中にはごろごろありますから、これをコッソリ混ぜておいても誰も気付かないであろう。ｗ

もはや何のレビューをしているのか分からなくなってきましたが、アルターのラウラ・ボーデヴィッヒは同社製品ならではのクオリティの高さに加え、様々なパーツの差し替えでお好みのディスプレイが楽しめる、とても贅沢なフィギュアに仕上がっていました。穹の一例は完全におまけですので、もし実行される場合は自己責任にてお願い致します。アルターの穹はAmazonレビュー等でもかなり高い評価を得ていたと思いますが、再販にはならないんでしょうかね。もう一個くらいあっても良いかなと思ってますが。

「IS インフィニット・ストラトス ラウラ・ボーデヴィッヒ メイドVer.」製品レビューをお送りしました！