[フロンティアワークス]変態王子と笑わない猫。筒隠月子 製品レビュー
2014年06月15日-01:56 -カテゴリー: フィギュアレビュー
タグ: カントクイラストコレクションフィギュア, フロンティアワークス, 変態王子と笑わない猫。, 製品レビュー
フロンティアワークスより発売の『カントクイラストコレクションフィギュア「変態王子と笑わない猫。」筒隠月子』製品レビューをお送り致します。
スク水月子キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
と言うわけで、積みフィギュアも多い中、我慢できなくて開封してしまったのがこちらのフィギュアです。フッ…やっぱロリには勝てねぇな…。※キャストオフフィギュアのレビューを期待していた皆様、ゴメンナサイ。
月子のスケールモデルは既にコトブキヤ版を所有しており、個人的には制服姿の決定版かなと思っていたのですが、フロンティアワークスからは半脱ぎスク水姿の月子がリリースされました。このフィギュアの発表時には思わず ( ゚д゚ ) ガタッとなった記憶があります。人気イラストレーターのカントク氏がBlu-rayの特典用に描き起こしたイラストを元に立体化されているとの事で、カントク氏本人も大絶賛の再現度であったとか…。展示サンプルは度々目にしていたのですが、こうして手元に届くと喜びもひとしおですね。
それではレビューの方をドゾー。
- メーカー:フロンティアワークス
- 商品名:筒隠月子
- シリーズ名:カントクイラストコレクションフィギュア
- 作品名:変態王子と笑わない猫。
- サイズ:1/7スケール
- 原型制作:徳永弘範
- 発売日:2014年6月
■パッケージ
白をベースに淡いブルーの柄をあしらった爽やかな色合いの商品パッケージ。アルファベット表記のキャラクター名が斜めにレイアウトされており、ポップな印象を与えます。サイズは約W160mm×H196mm×D100mmで1/7スケールとしてはとてもコンパクト。少し厚みのあるDVD/Blu-rayボックスとそう変わらないくらいのサイズ感…と言えば伝わるでしょうか。
窓は正面と天面に開けられていますが、中身の確認に使えるのは正面上側の窓だけでしょう。窓面と中身の距離が近いため、視認性は良い方だと思います。見えてはイケナイ部分まで見えてしまうかもw。パッケージの各面にはカントク氏のイラストと商品写真がプリントされているのですが、見比べてみても確かに再現度は高そうですね。
こちらのパッケージはこんな風にご開帳します。
■ブリスター
本体と台座が収められたブリスター。オプションパーツ等はないため、とてもシンプルな構成です。台座は底面の別ブリスターに納められています。
■全体
フィギュア全体をほぼ真上から撮影してみました。こちらは寝そべりポーズのフィギュアになりますが、展示角度を調整可能なシーツ型の台座が付属しています。
■台座
まずは台座から見てみましょう。シワとフィギュアを置くための窪みが造形されたシーツ型の台座で、厚みは最大で40mm程度(場所によって異なる)です。
底面には台座に角度を付けるための脚が付いており、こちらを起こすことで斜めに角度を付けてフィギュアを飾る事が可能になります。
脚を起こす角度はある程度自由に決められますが、おそらくこの位が推奨される角度なのかなと勝手に推測。脚の接地面の安定性は最も高い気がします。
とは言え、撮影するにあたってはあまり高い位置にカメラをセッティングできないため、少し大きめに角度を付けて飾ってみました。これくらいまでならフィギュアがずり落ちる事なく何とか飾る事が可能です。フィギュア本体はシーツ上に「置くだけ」の仕様で台座とは固定されないため、垂直に立てて飾ることは残念ながら出来ません。
シーツのシワ感も細かく造形され、ブラシで淡い色合いが付けられています。台座はペラペラの素材ではなく、厚みのあるしっかりとした素材が使われているようです。キャラアニのおふとんシリーズとは別物ですね。^^;;
■全身
特殊な展示スタイルなので、8方向はやめてちょっとランダムに…。
シーツの上に横たわり、スク水を半脱ぎしたフェティッシュなシチュエーション。カントク氏のイラストの雰囲気そのままといった感じですね。ネコミミ、尻尾、スク水、縞々ニーソと、シンプルな中に様々な属性を盛り込んでいる点に注目したいところです。
身体を丸めて横たわる姿が子猫を思わせます。しかもちっぱいが見えてる…!!
半脱ぎ状態である事で白い肌があらわになっており、これでもアナタは平静を保てますか?
通常のフィギュアと異なり、ぐるっと全方向鑑賞…とはいかないのですが、それでもアングルによって様々な変化を楽しむことができます。
ちっぱいはサービス程度の露出度で、足が邪魔して見えないアングルの方が多いかも知れません。そもそもこのフィギュア、アダルト作品扱いではなかったハズです…。(汗
両腕を揃えて脚で挟み込んだようなポーズが可愛らしいです。それとなく猫っぽいというか。
(*´ω`*) 小動物を保護したような気分に浸れますw。
背中側から白い肩や背中を眺めるのもオツなものかも知れません。半脱ぎの醍醐味ここにあり!と言った感じですw。
■少しアップで
立体化するにあたっては様々な調整やアレンジが加えられているはずなのですが、ここまで元絵の雰囲気を再現しているのは凄いと思います。色彩の関係かも知れませんが、儚げな透明感を感じるフィギュアですね。
(*´ω`*) これは月子好きなら手にしたくなるわ。
■お顔
お顔はアニメ版ではなく元イラスト準拠と言った感じの仕上がりで、儚げな表情がよく再現されています。元絵と比較した場合、顎が少し先細りに見えるかも知れませんが、これはアングル次第なのかなとも思います。カメラの高さを変えながら3段階の高さで3方向(全9パターン)撮影して見ました。飾る際の角度は、好みのお顔の見え方で決めても良いかも知れませんね。
●少し上から
●中間
●やや下から
やや下から見た方が、お顔の丸みが出て、あどけない雰囲気になるのかなと感じました。台座にはあまり角度を付けずに飾った方が良いのかも知れませんね…。
お顔の仕上げはとても丁寧で、アイプリントには微妙なグラデーションが入れられ透明感のある瞳が再現されています。アイプリには僅かに光沢感が見られるものの、基本的にはマットな仕上げで、テカリ等はかなり抑えられていました。
■髪の毛
髪の毛はネコミミ一体型仕様で、ブラシでグラデーションの濃淡が入れられています。毛先などはかなり細かく造形されていました。
前髪には2本のヘアピンが。それぞれピンクとシルバーに塗装されています。
この髪の毛から滑らかに繋がるネコミミの造形になぜかジワジワ来てしまいますw。耳の先の毛が割れているのがカワエエ…。(*´ω`*)
ネコミミの内側にはモコモコした白い毛(?)が。
■上半身
スク水半脱ぎはジャスティス!!! このシチュエーションにグッと来ないワケがないだろう!
しかも、ちっぱいもしっかり造形・塗装されている!! 半分くらいは腕に隠れていますが、左乳首の存在をしっかりと確認しました!
(´-`).oO( スク水の裏地って白いんだな…。w)
あらわになった白い背中に思わずドキッとさせられるでしょう。
■ ( ゚∀゚)o彡゜ちっぱいちっぱい
左乳首が二の腕の下からちょこんと顔を覗かせています。乳首の表面に光沢感等はなく、造形もささやかなものですが、乳輪はオレンジ系の色合いでボカシを効かせた塗装が施されていました。この塗装のおかげで、乳首の存在を感じ取ることができる、と。
造形を確認できたのは左乳首だけですが、乳輪の塗装は左右両方にあります。
右乳首は腕の下に埋まってるんでしょうかね。
(ノ∀`) 何かもう、これ、サービス過剰なんじゃないのかとw。(嬉
デコマスの時から気になっていた腕の分割箇所はこんな感じの仕上がりでした。少し目立たなくはなりましたが、場所が場所だけに気になる方も多いかも知れませんね。これは造形上、仕方のない部分なのかも知れませんが…。
■お手手
指先の爪は光沢感のあるピンクに塗装されていました。
■下半身
スク水・縞ニーソ・尻尾の図。なんだこの特殊属性のオンパレードはw。
スク水は正統派の紺スクですが、色合いは少し淡めというか、あっさりとしたトーンで纏められていました。これは元絵の雰囲気に合わせたのかも知れませんね。塗りは所々にグラデーションが入れられていました。
■おみ足
白とグレーの縞々ニーソで、片足は脱ぎかけてダボダボな感じが再現されています。
(*´∀`*) スク水と縞ニーソはよく合う…!! という事がよく分かりました。今年一番の新発見かも知れませんw。
左足は脱ぎかけで、ダボッとしたシワ感が造形で再現されています。
■尻尾
うにょーんと伸びた黒い尻尾。色は髪色合わせでしょうか。
尻尾はスク水のお尻部分から生えています。ネコミミでスク水と言うと、猫宮ののを思い出すんですよね…。
■ローアングル
スク水ですが習慣的に撮ります。
スジのように見えなくもないが、たぶんスジではない何かが見える。
普通に飾ると見えない背中側もスク水のシワ等しっかりと造形されています。
アングルを模索していたら、何かアカン感じの絵が撮れた…w。
■フリーアングルショット
月子のフリーアングルショットです。寝そべりポーズと言う事もあり、アングル出しには結構苦労させられるフィギュアでした。これは手持ちで撮った方が面白い絵が撮れるフィギュアかも知れませんね…。レビューの撮影は原則として全て三脚を使用して撮影していますが、設置の関係でハイアングルが苦手だったりします。あと、このフィギュアの台座はとても良く出来ていると思うのですが、思い切って台座を使わずに撮って見るのも面白いかも知れません。大胆なポーズが可能になったりするかも知れませんよ…w。
■自由作例
さてさて、自由作例のお時間です。作例のネタ切れを起こしつつある昨今ですが、今回も白バックの方向でアプローチしてみました。とは言え、こういった寝そべりポーズの場合、白背景にストロボ光を当てて飛ばす手法を使うのは難しい…。フィギュアは自立しないので、どこかに置かなくてはなりませんので…。
で、今回はやり方を変え、乳半のアクリル板(以前メガホビ対策で買ったもの)の上にフィギュアを置いて、下から照明して撮影して見ることにしました。普通の立ちポーズのフィギュアには向きませんが、寝そべり系なら何とかなるかも…と思った次第。
こんな感じになりました。でもこれだけだとつまらないなぁ…。
何か寂しかったので羽根を散らして見たり。
撮影はこんな感じで斜めにセットした乳半のアクリル板の上にフィギュアと羽根を置いて、下からスポット照明を当てて撮影しています。そのままだとフィギュアがずり落ちてしまうので、テープで固定したりしています。^^;
当初は下に敷いたグラペの色が出ないように白いボードで隠していたのですが、面白味がないため途中から色を出す方向で撮影を進めました。淡いピンク色はアクリル板の背後にあるグラペの色が反射して出たものです。
それにしてもこの羽根、結構使えるかも知れない…w。
んじゃま、適当に…。
バックの照明に加え、ストロボを使用して見た例。強い光の演出ならやはりストロボでしょうか…?
フロンティアワークスの筒隠月子は『カントク氏も絶賛』との触れ込みでしたが、その期待を裏切らない仕上がりでありました。元イラストと厳密に比較すれば異なっている部分もあるのかも知れませんが、月子のフィギュアとして見るなら間違いなく「当たり」と言えるでしょう。ちっぱいサービス付きですしねw。少し特殊な飾り方が要求されるところがあり、他のフィギュアと並べて飾る際にどうなのか、という問題はあるのですが、そこは愛でカバー!ですかね?月子好きなら押さえておいて損のないフィギュアと言えるでしょう。
『カントクイラストコレクションフィギュア「変態王子と笑わない猫。」筒隠月子』製品レビューをお送り致しました。
写真はFlickrにもUPしてあります。
『カントクイラストコレクションフィギュア「変態王子と笑わない猫。」筒隠月子』レビューリンク(外部サイト)
まるらん様
【レビュー】カントクイラストコレクションフィギュア『「変態王子と笑わない猫。」筒隠月子』を撮ってみた【評価★:7.9/10.0】
ヲタにつける薬なし様
スク水裏地にそそられる。フロンティアワークス「変態王子と笑わない猫。」筒隠月子 フィギュアレビュー
Asahiwa.jp様
ご紹介お礼
楽画喜堂様、Asahiwa.jp様、真紅のハルヒ様、にゅーあきばどっとこむ様、記事のご紹介ありがとうございました~!
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