[PLUM]シュタインズ・ゲート 岡部 倫太郎 製品レビュー

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「くっ! 美少女じゃない……だと!?」

えー、あー、まぁ何と言いましょうか、萌え美少女じゃなくて御免なさい。

ほとんど美少女・萌えキャラ専門!のようなノリで今までやってきましたし、これからも勿論そのつもりで、そもそも趣味嗜好なんてそう簡単に変えようがないんですが、たまーに男性キャラも欲しくなる事があるんですよね。気に入った作品なら尚更です。

今回は趣向を変えまして、PLUMより発売の『シュタインズ・ゲート 岡部 倫太郎』製品レビューをお送り致します。

  • メーカー:PLUM
  • 商品名:岡部 倫太郎
  • サイズ:1/8スケール
  • 発売日:2013年3月

■パッケージ

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1/8スケールとしては少し大ぶりのパッケージ。高さが結構ありますね。前面に大きな窓が開けられていますので、視認性は高いです。表面には一見すると汚れにしか見えない良く分からないテクスチャがあしらわれており、シュタゲの雰囲気が良く再現されているのではないかと思います。

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上部の窓はラボメンバッジの形に打ち抜かれています。

■ブリスター

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ブリスターは厚みのある結構がっしりとしたものが使用されていました。本体・台座の他、底部に差し替え用パーツが収納されています。

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ひっくり返すとこんな感じです。シュリンクされたオカリンの頭部がシュールですね。SERNに逆らうとこうなります。

■全身

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「我が名は鳳凰院凶真!!」(ふぁさー…※効果音)という声が聞こえてきそうな、厨二病全開のポーズで立体化。1/8スケールなんですが、オカリンは結構な長身のため、1/7スケール程度のボリューム感を感じます。

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ヨレヨレのTシャツ・チノパン姿に白衣を纏った世紀のマッドサイエンティスト。足元の緑色のスリッパが色彩上のポイントになってますねって、こんなレビューでいいのか本当に。まぁ、服装はだらしないんですが、長身でポーズがビシッと決まっているのと、顔の造形がなかなか良いので格好いいです。広がった白衣がマントのようにも見え、痩身でスラッとした岡部にフィギュアとしてのボリューム感と迫力を与えています。

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■上半身

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発音は勿論メァアッド・サイエンティストですね、分かります。

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■下半身

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服のシワも結構細かく造り込まれています。ヨレヨレのズボンの感じとか、妙にリアル。

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スリッパは履いてるけど、ソックスは穿いてないんだな。

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■アップ/ディテール

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顔付きはアニメ版準拠といった感じで、管理人は特に不自然さは感じなかったのですが、ゲーム版の絵に思い入れがある方にとっては違和感を感じる部分かもしれません。パッケージ裏のイラストとは全然似ていませんしね。

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男性キャラで手も大きめなので、指の関節部ごとの肉付きとか、細かい部分までしっかりと造形されています。

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それにしてもなぜ小指を離す…?

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垂れ下がったベルトの先とバックル部分にはゴールドの塗装が。

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病院とか学校とかにありそうな、ペラペラの安物スリッパ。試してませんが、たぶん取り外せないのではないかと思います。ツッコミ用アイテムにピッタリなんですけどね。

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髪の毛もオカリンの髪型を良く再現していると思いますが、仕上げの部分では若干の荒さも目に付きました。もちっと綺麗にならなかったものか。

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ちょっと残念だったのは、右肩のあたりに黒い塗料が付着していた点。個体としてハズレをひいた感が…。ポーズ的に目立つ場所ですし、これは検品で見つけて欲しかったかな。

■台座

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ラボのフローリングを円形に切り出したような台座。木目の再現はありませんが、ブラシの吹き付けでそれっぽい陰影が付けられており、雰囲気は悪くありません。ジョイントがないのは、固定式ではなくただ上にポンと置くだけの仕様だからです。オカリンは自立しますが、マグネット等は仕込まれてませんので、震度3程度の地震でバタッと倒れそうな気も…。

■取説と差し替え用のパーツ類

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差し替え用の腕(2本)と、頭部、携帯電話が付属します。

■差し替え版全身

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携帯電話で話すオカリン。実はポーズや表情はこちらの方が好みだったりします。こちらのポーズでは、胸ポケットに赤いペンを差していますね。もう一方のポーズでは隠れてしまう部分なので省略されたのかも知れません。

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エルプサイ・コングルゥ。」

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両腕は肩の辺りから丸ごと交換する仕様で、後ろから見ると継ぎ目が結構目立ちます。

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アングルや光の当て具合で、印象が変わるのが面白いですね。やはり管理人はこちらの表情の方が好みです。少し影のある感じが恰好いい。

■差し替え版アップ

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携帯電話は後から手にはめ込みますが、少しユルいというか、頭部と手の間に挟んで支持しないとすぐにポロっと落ちてしまう感じでした。上の写真も受話口が耳に当たってませんが、これは携帯背面を人差し指で支えるように持たせたためです。

■携帯電話

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うーん…。雰囲気は出てると思うのですが、仕上げの部分は今ひとつ。塗装の荒れが結構目立ちます。手に持たせてしまえばそれほど気にならないので良いのですけどね…。

■応用編

こちらでレビューしました、コトブキヤの牧瀬 紅莉栖(再販版)とセットで撮影してみました。ちょっと重々しいムードを出したかったので、背景紙も黒に変更しています。本当はアルターの鈴羽もセットで撮りたかったのですが、延びてますのでこれはしゃあなしですね。

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今回はライティングもスポット光を強めにして、わざと影を落とすように細工してみました。この方がドラマチックに見えますね。

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パーツを交換していてふと気付いたのですが、このフィギュアには顔と腕の組み合わせには特に制限はないんですね。だから上のようなポーズも可能だったりします。これはこれで恰好いい。

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それにしてもこの岡部、少々男前すぎやしないか?

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仕上げの細かい部分で残念な点も見受けられましたが、オカリンのフィギュアは選択肢がないですし、立体化してくれたのは嬉しく思います。紅莉栖のスケールフィギュアをお持ちなら、並べて飾ってみてはいかがでしょうか。

美少女じゃないにも関わらず最後までお読み頂いた方、ありがとうございました~!(岡部に失礼だな)

『シュタインズ・ゲート 岡部 倫太郎』製品レビューをお送り致しました。

 

■撮影に関するおまけ

今回の撮影後半では、新しく購入したLPL アートパレット フルブラック(参考リンク・ヨドバシ.com)を使ってみました。グラデーションではない背景紙もなかなか良いものですね。黒ケントは何枚か持っていたのですが、照明によってテカリが出る事があり、撮影では殆ど使用していませんでした。撮影用の背景紙は値段が高いのが難点なのですが、なかなか良く出来ておりましたので少しだけご紹介。

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左がアートパレット フルブラック、右が黒ケント紙です。少しラウンドさせてスタンドに設置しています。ご覧の通り、アートパレットは完全にマットで、表面のテカリが全くありません。黒ケントはラウンド部分に光の反射のテカリが出ています。もともと黒ケントには若干の光沢感がありますので、これは当然と言えば当然かもしれませんが…。

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フィギュアを置くとこんな感じです。テカリの出方は照明環境にもよるかと思いますし、テカったらダメ、というものでもありません。ただ、百数十円で買える画用紙と、3,000円前後する専用の背景紙とで、どのような違いが違いがあるのかを検証してみたくなったのです。

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スポット光を当ててもこの通り。表面はとにかくマットなんですね。台座が擦れたりすると傷がつきやすいので、取り扱いには気を使いますが、フルブラックの背景紙も今後は活躍の場が増えそうな気がしています。撮影は色々と奥が深いですね…。



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