[コトブキヤ]Tony’sヒロインコレクション 「ぴーす★きーぱー」 デイジー 製品レビュー
2013年12月23日-02:35 -カテゴリー: フィギュアレビュー
タグ: 4-Leaves, Tony’sヒロインコレクション, コトブキヤ, 製品レビュー
コトブキヤの4-Leavesブランドより発売の「Tony’sヒロインコレクション 「ぴーす★きーぱー」 デイジー」製品レビューをお送り致します。
通常のコトブキヤ製品とは少し異なるコンセプトの商品をリリースし続けている4-Leavesから、ダブルピースちゃんこと「ぴーす★きーぱー」 デイジー」の登場です。とりあえずv(゚∀゚)v ぴーすぴーーっす!! キャラクターデザインが人気イラストレーターのTony氏ということで、発売前から期待値の高かったフィギュアですね。4-Leavesはとにかくフェティッシュなコダワリを追及したフィギュアをリリースするブランドですので、マニアックな熱視線でprprしてみたいと思います。それではレビューの方をドゾー。
- メーカー:コトブキヤ
- 商品名:Tony’sヒロインコレクション「ぴーす★きーぱー」デイジー
- サイズ:1/6スケール(約250mm)
- 原型制作:右蔵
- 発売日:2013年12月
■パッケージ
管理人にとっては久々の1/6スケール!箱は…結構大きかったです。パッケージサイズは約210mm×H335mm×D170mmで、正面から見た場合、A4サイズの紙よりも天地が少し大きい事になりますね。デザインは淡いグリーンを基調とした4-Leavesの共通フォーマットと思われますが、箱の下のほうに花のイラストがあしらわれているなど、製品に合わせたアレンジが施されているようです。箱正面の右下には商品写真ではなくTony氏のイラストが大きくレイアウトされています。パッケージ背面には鮮やかなオレンジで「Tony’s Heroine Collection」のロゴが入れられています。
窓は正面と天面に1箇所ずつの計2箇所のみ。側面に窓がないため少し暗いですが、正面窓が大きいので中身の確認はしやすい方かと思います。
■ブリスター
本体と台座、頭部に取り付ける触覚髪飾りが収められたブリスター。髪飾りは予備が1セット(2個)付属しています。ブリスター底部には説明書がテープ止めされていました。
■説明書
説明書には髪飾りの取り付け方や台座のギミックについての説明が記載されています。
■全身
少し前かがみ気味で身体をくねらせ、満面の笑みと共に両手でピース!! どうみてもダブルピースちゃんです。デイジーちゃんは「平和と幸福の妖精さん」との事で、蝶をモチーフにしたキャラクターのようですね。背中の大きな翅(はね)が特徴的です。
後ろから見た場合、大きな翅と共に、どうしてもお尻に目が行きます。
■少しアップで
アップで見ると結構キワドイ衣装なのが分かります。コスチュームにはクリア素材がふんだんに使用されており、とにかくスケスケな感じ美しい透明感を感じる造形です。身体のひねり具合も表情や両手のピースサインとピッタリ合っていて、目に黒い線入れたくなるのも頷けますわ。
■アップ・ディテール
■お顔
お顔については、目元の印象がデコマスから大きく変わった部分かなと感じました。デコマスは瞳部分のボカシの効いたグラデーションが美しく、独特の透明感を感じましたが、製品版は全体的に色合いが濃くなり、アニメ調のクッキリした塗り分けに変更されたようです。製品単体で見れば可愛いのですが、デコマスと比較した場合には瞳部分の印象が異なっているのは事実かなと思います。Tony氏のイラストを活かす上で、瞳にはもう少し透明感が欲しかったところですね…。
髪の毛のリボンはクリアパーツで、水色から透明になっていくようなグラデーションが入れられています。こういう色の飲み物ありますね。
頭部には別パーツの髪飾りを差し込みます。このパーツはブロンズ調のメタルカラーに塗装されていました。単体で見ると門扉の飾りのように見えます。
■髪の毛
サラサラストレートの長い黒髪はシャープに造形されています。妖精さんというとブロンドを想像してしまう性分なのですが、デイジーちゃんは楚々とした美しい黒髪の持ち主。ダブルピースとの間にギャップを感じるところが面白いです。
後ろ髪の一部は翅の後ろにまわっています。造形の情報量は結構多い。
首には銀のネックレスを着用。鎖の部分は別パーツではなく、肌の上に直接造形・塗装されています。
■ぴーす!ぴーす!!(だぶるぴーす!!)
特徴的な両手のピースサイン。1/6スケールなので造形にも余裕がある感じがします。爪は造形あり・塗装なしのパターン。
■翅(はね)
デイジーちゃんを特徴付けるボディパーツはやはり背中の翅(はね)でしょうか。揚羽蝶を思わせる柄の鮮やかなブルーの翅はクリアパーツで出来ており、身体に近付くにつれ色が薄くなっていきます。写真では背景紙の緑が透けているため濃く出ていますが、身体に近い部分は実際はもう少し薄い緑に近い色合いです。
後ろから光を当てるとこんな感じに。ステンドグラスを連想させますね。翅の柄の縁取りは立体的に造形されています。
翅を後ろ側から。よく見るとうっすらと翅の向こう側の髪の毛が透けているのが分かります。スモーク調のクリア素材なので、透け加減はこんな感じになります。
■コスチューム
前がビローンと開いた大胆なドレスもまたクリア素材。エメラルドグリーン~白に至るグラデーションが入れられており、素材の透け加減と相まってとてもフェティッシュなコスチュームです。簡潔に述べると、エロい。胸元のリボンは塗りが異なっており、こちらはクリア素材ではないようです。
平和と幸福のために、光を透かすぜ~!フェティッシュ!
■上半身
フェティッシュという事なら、ボディチェックも欠かせませんね。クローズアップしてみましょう。
ピースサインしている両腕を胸にむぎゅっと押し付けた感じで、本人が意図したものかは不明なれど寄せて上げる結果になっております。衣装の腕の部分はパールっぽい塗装で独特の光沢感を感じますね。
胸はそれなりに大きいと思うのですが、隠れている部分が多いため実際のサイズはちょっと分かりづらい。柔らかそうな感触は伝わってきますね。( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!
もうひとつのフェティッシュはドレスの隙間から見えるお腹部分でしょうか。内側のインナー部分にはスモーク調の黒透け素材が使用されており、おへそが透けて見えてます。丸見えではなく、この微妙に透けてる感じがいいんでしょう…? ※誰に言ってるんだ…
■下半身
ひねった腰からすらりと伸びるおみ足。少し内股気味のポーズが可愛らしいです。
ニーハイは腕の部分と同じくパール調の塗装。太ももの部分には黒いリボンの飾りがあります。
後ろから眺めるとお尻が丸見え。黒ですってよ?
捻った身体のラインとドレスの隙間から覗くおへそまわりの造形が艶かしいですね。ゾクゾク来るポイントだと思います。
平和とか幸福とか、そんなのどうでも良くなるこのエロさをどうにかして欲しい。
黒ぱんつの飾りは蝶をかたどったもの。薄いエメラルドグリーンに塗装されていました。
デイジーちゃんの黒ぱんつのお尻も見物です。始めから露出しているため、見上げたりひっくり返したり剥ぎ取ったりする愉しみに欠けるのが少々残念ではありますが、それは個人的な感想ですので捨て置きますね。
ぱんつは黒色のマットな塗装。ふっくらしたお尻の肉感が伝わってきます。
黒ぱんつは正面のリボン意外には装飾のないシンプルデザイン。
■ローアングル
覗くまでもないのですが、見上げっぽいアングルで撮って見ました。こうして見るとお腹まわりの造形が艶かしいですね…。ドレスの下のスモーク調のアンダーウェアはぱんつの紐の下に潜り込ませるような形で着用しているのが分かります。
お尻の膨らみ感が最も良く出たアングル。何気にスジっぽいモノも確認できました。
■ブーツ
ちょっと変わったデザインの足元のブーツもクリアパーツで造形。ただし透け感を感じるのは上の方の白くなっている部分だけで、ブーツ自体はマットな質感のボカシの効いたグラデ塗装になっています。このグラデーションは本当に綺麗で、足元に爽やかな印象の良いアクセントを与えています。
ひっくり返して確認したところ、かかとの部分に花柄の飾りを発見!
台座とはダボとビスで固定されています。
■台座
少し深さのあるお皿をひっくり返したような形状の円形台座。中央の緑の部分は植毛処理されていました。
何と、台座の中央部分が外れます。
大きい方をひっくり返して…。
フィギュアが固定されている方の台座を再び戻すとお皿の上に乗ったような形態に。この器状の部分に造花等を飾ってフラワーアレンジメント的なディスプレイも可能になっているようです。造花が手元になかったので試せなかったのですが、これは面白い試みかなと思います。
■フリーアングルショット
デイジーちゃんの自由作例です。造花等用意できれば良かったのですが、大急ぎで撮影したので創作的な部分を追い込む事が出来ませんでした…。まだ使用していないブルーのラメ紙があったので試しに少し使ってみましたが、妖精さんというより深海少女のような雰囲気になってしまった感も否めません…。デイジーちゃんはお顔のアングル出しが難しく、やや角度限定な印象があります。個人的には少し下側から見上げるようなアングルがおススメかなと思います。(見下ろすと少し怖くなる印象が…^^;)
デイジーちゃんは翅やドレスにクリアパーツが多用されているなど非常に凝った造りで、1/6スケールのボリューム感と合わせて見応えある作品に仕上がったかなと感じました。グラデーションの塗装も美しく、量産品でこれだけのクオリティを出せた点は素直に評価できると思います。唯一気になったのはアイプリの印象が変わった点で、デコマスを何度となく見てきた身としては瞳の透明感がスポイルされてしまった感があるのが少々残念に感じた点でしょうか。Tony氏の原画が下地としてあるために余計そう感じてしまうのかも知れません。(製品単体で見ればデイジーちゃんが可愛いことには変わりありませんので、これは非常にマニアックな見方である、と一応書き添えさせて頂きます。) Tony’sヒロインコレクションが今後もシリーズ展開されるのかちょっと不明ですが(多分されますよね?)、4-Leavesにはマニアックなフェティッシュ性を追求したフィギュアをリリースし続けてもらいたいものです。
「Tony’sヒロインコレクション 「ぴーす★きーぱー」 デイジー」製品レビューをお送り致しました。
画像はFlickrにもUPしてあります。
Asahiwa.jp様、にゅーあきばどっとこむ様、真紅のハルヒ様、.30CAL CLUB様、記事をご紹介頂きありがとうございました~!
追加情報
このフィギュアの発売を記念してコトブキヤ秋葉原館様にて「Tony’sヒロイン展~イラストから立体の世界~」も開催中です。こちらはアキバフォトグラフィさんの記事「Tony’sヒロイン展~イラストから立体の世界~に行ってきた」が参考になるかと思います。終了まであとわずかですが、秋葉原へお出掛けの際はぜひ。
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