[アルター]花咲くいろは 松前緒花 製品レビュー
2013年04月07日-17:13 -カテゴリー: フィギュアレビュー
アルターより発売の『花咲くいろは 松前緒花』製品レビューをお届け致します。
劇場版も公開中の花咲くいろはから、メインヒロインの松前緒花が仲居服姿で登場です。表情は若干異なりますが、このポーズはアニメOPの階段を駆け下りるシーンが元になっているようですね。
実は昨年6月頃に予約を入れていたものの、11月の発売予定が延び延びになったため、一旦予約をキャンセルして発売を待っていた品だったんですが、やはり買ってしまいましたね。アルター製品はクオリティの高さについては折り紙付きなんですが、いつ発売になるか読めない怖さがあって、予約購入も考え物だなと思い始めていたり…。うーむ…。
- メーカー:アルター
- 商品名:松前緒花
- サイズ:1/8スケール(全高:約200mm ※台座含む)
- 原型制作:たなか☆せんう
- 発売日:2013年3月
■パッケージ
白をベースに、淡い黄色~橙色のグラデーションがかけられたパッケージ。サイズは1/8スケールとして標準的な大きさではないかと思います。表面はマットPP仕上げで手触りも良いです。とても上品なデザインで、商品名の書体も柔らかくて可愛らしいですね。正面と背面、両側面に窓があり、視認性は高いと思います。
■ブリスター
本体と台座が収められたシンプルなブリスター。オプションパーツ等は特にありません。
■全身
袖をまとめる紐に手をかけ、「さぁ、仕事するぞ!」といった感じの躍動感あふれるポージング。フィギュア単体で見ると、少し身体を反らせて飛び跳ねたような印象ですね。髪の毛や服の裾がなびいている感じとか、動きのあるシーンの一瞬を切り取った感じが出ていてよいと思います。
■ちょいアップで
やはり和装は胸よりもお尻のラインに注目してしまいますねー。ここ、テストに出ますよ。
■アップ/ディテール
お顔は何を基準として考えるかで評価が分かれそう。印象は緒花そのものですが、アニメとも元絵とも若干異なるアレンジが施されているように感じました。アイプリのクオリティ自体は高いと思いますので、目と口の位置のバランスの問題かな。
角度によって結構印象が変わって見えますね。
花びらの髪飾りも再現。
ほわほわの天然パーマが印象的な髪の毛も、しっかりとしたボリューム感を感じる造形。
袖をまとめる紐にはゴムのような軟体素材が使用されています。仲居服には詳しくありませんが、紐は何度か捻ってるんですね。
ちょっとガード固めですが、やはり和服のスキマにはロマンがあります。袖から覗いた細く白い二の腕がイイ感じです。
細かい飾りまでキッチリ塗り分けられています。
爪には可愛らしい薄ピンク色の塗装が施されていました。
仲居服の造形も見事ですな。
特に服のシワの造形が素晴しく、これはデッサンモデルとしても使えそうなレベル。
お尻の辺りのちょっと突っ張ったようなシワ感が見事で、そうそう、和服ってこうだよなーと感心してみたり。
何でそんな事知ってるかって? そりゃぁ…ウォッチしてたから。(次郎丸
全体の露出度で言えば大したことないこのフィギュアですが、だからこそ裾から除くおみ足が輝いて見えるのです。
履き物の造形もお見事。ここだけ見せられて、「伝統的な工芸人形の足です」と言われても多分違和感がない。
■台座
光沢のある白に商品名がプリントされた円形台座。非常にコンパクトなので、場所を取りません。
■ローアングル(?)
ガード固めなので下から撮っても見える範囲は限定的なのですが、服のスキマとかは結構愉しめますね。
■服の下のお召し物など
正直コレ撮るのすげぇ大変でした。狭い隙間の向こうには…。
ちょっとやそっとじゃ見えないような部分なんですが、ちゃんと穿いてる!!という驚き感!
お仕事着ですし、和装では下着を着けないのが正解だろとか、そういう事は申しません。喜翆荘がとんでもない旅館になってしまいますので。
■フリーアングルショット
管理人は広角寄りのレンズで下から仰ぎ見る感じのショットが好きです。形が若干歪んでしまうので、レビューには不向きなのかも知れませんが…。
安定したクオリティで、さすがはアルターといった感じの出来栄えでした。とても上品なフィギュアなので、いつものノリは自重するつもりでしたが、お尻とパンツだけは外せなかったですね。この管理人、我慢が足りません。次郎丸よろしく亀甲縛りの勉強でもして、「どれ、縛ってやる」「あーれー!」的な遊び方もアリかも知れませんが、折角の美しい作品を汚す事にもなりそうなのでそれは自重しておきます。
『花咲くいろは 松前緒花』製品レビューをお届け致しました。
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