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  • [アルター]あの夏で待ってる 谷川 柑菜 製品レビュー

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    アルターより発売の「あの夏で待ってる 谷川 柑菜」製品レビューをお送り致します。

    2012年にオンエアされたオリジナルアニメ作品『あの夏で待ってる』──略称「なつまち」のキャラクター・谷川柑菜のフィギュアがアルターより発売となりました。

    昨年5月に行われたメガホビEXPO2013 SPRINGでは、デコマスの展示が行われておりましたね。今年も5月にメガホビが開催されますが、柑菜が発売されないままメガホビ2周目に突入しちゃったらどうしよう…!などと言う管理人の余計な心配をよそに、無事に発売となりました。ヾ(*´∀`*)ノ  ワーイ。同会場で展示されていた鹿角も今月発売されたようで、一安心ですかね。鹿角は大きさ的に見送ってしまったのですが、柑菜はサンプルの雰囲気がとても良かったため予約を入れていました。それでは早速prprしてみたいと思います。

     

    • メーカー:アルター
    • 商品名:谷川 柑菜
    • 作品名:あの夏で待ってる
    • サイズ:1/6スケール(全高:約230mm)
    • 原型制作:田中 冬志(彩色:彩部 一路)
    • 発売日:2014年4月

     

    ■パッケージ

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    柑菜はクリア仕様のお洒落な商品パッケージを採用。全周囲から中身を見渡せるわけではありませんが、視認性が高くデザイン的にも洗練されている印象があります。大きさは約W130mm×H290mm×D130mmで、細長い直方体形状。やや高さがありますが、1/6スケールの箱としてはコンパクトに纏められているなと感じました。

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    パッケージは爽やかなブルーを基調としたデザインで、箱の随所に夏を彷彿とさせる入道雲のイメージがあしらわれています。制服の黄色いベストとの色の対比が活き活きとして見えて美しいです。中身を見渡せるのは正面と向かって右側の側面で、反対側の面には商品写真が大きく掲載されています。

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    内側に入れられた紙にはフィルムのパーフォレーションを模した穴が連続して開けられており、「映画」をモチーフにした作品の雰囲気を よく表現しているなと感じました。

     

    ■ブリスター

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    本体と台座が収められたブリスター。オプションパーツ等がないため、非常にシンプルな構成です。

     

    ■全身

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    両腕を頭の後ろに回し、少し身体を反らせて立つポージング。大胆と言うよりは繊細なポーズで、派手なポーズが多い昨今のフィギュアの中にあっては少し地味な印象に映るかもしれません。

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    少し回していくと、身体の動きがより強調されてきます。

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    しなやかな身体のラインが美しいですね。

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    横から見ると、大きく身体を反らせているのが分かると思います。繊細なポーズの中に大胆さが秘められている感じで、これはさまざまなアングルが楽しめそう。

    ※初掲載時、全身8方向画像の後半3枚の貼り込みを間違えておりましたので訂正しました。

     

    ■上半身アップ

    立ちポーズで細長い印象のフィギュアなので、上半身アップでぐるりともう一周。

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    柑菜は肌の色がやや白く、これによりとても儚げで可憐な印象になっています。黄色味が強すぎるよりは美肌に見えるためこの方が好みですが、ここは意見が分かれるポイントかも知れません。

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    (*´ω`*) うむ。これは噛めば噛むほど味が出るフィギュア。※口には含まないでください。

     

    ■お顔

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    瞳の奥に涼しげな光をたたえた端整なお顔。笑顔でも怒り顔でもないこういうお顔はとても好みです。頬には薄くチークが入れられ、ややクールな表情の中に愛らしさを添えています。アイプリントは非常にシャープな仕上がりで、柑菜の表情をよく再現しているかなと思いました。アイプリには瞳の部分のみに光沢感があり、照明環境によっては多少テカリが出るかも知れません。(個人的には光沢がない方が好きなのですが、白目も含めた全体ではなく、瞳(黒目)の部分だけに光沢があるというのは、製造上の都合ではなく、意図的な「表現」と捉えた方がよいのかも知れません。)

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    お顔の角度による破綻はなし。さすがはアルター(ry

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    お顔に関してもう一つ触れると、唇の部分にも光沢処理が施されており、これが艶かしく光ります。

    すげーいいよ、コレ!

     

    ■髪の毛

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    「青い子」と称される通り、柑菜は見事な青髪ですね。髪の毛の造形は比較的シャープで、ショートカットの割に情報量は多い方かと思います。頭部にはグラデーションの塗装が入れられ、微妙な立体感を再現しています。

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    ぴょんと跳ねたような毛先もシャープに造形。

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    手で隠れていますが、後ろ髪の毛先も細かく造形されていました。トゲトゲしていて刺さると痛そう…。

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    撮影していて妙に透明感があるなと思って光を透かしてみたところ、髪の毛にはクリアパーツが使用されていました。塗装されている部分が多いので、気付きにくい部分かも知れません。毛先に近い部分ほど、透明感を感じる仕上げになっているようです。

     

    ■制服などなど

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    淡いイエローのニットベストが可愛らしい夏服をprpr。首元のリボンは髪色よりも明るいブルーで、制服のワンポイントになっています。

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    制服のデザインはシンプルなものですが、この、ベストが身体に張り付く感じが(・∀・) イイね!

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    校章のワッペン(もしくはバッヂ?)も立体的に再現。模様も細かく塗り分けられています。

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    リボンの奥にはブラウスのボタンの造形まであり、かなり細かく造り込まれていますね。

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    大きくはないものの、胸の膨らみ感は十分に感じられます。腕を上げているので、大胆に強調されているとも言えますね。

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    (・∀・) なだらかな丘陵!

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    (・∀・) あるいはコンプレックスの頂!

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    サイズに関して言えば少々残念な子ですが、しなやかな身体のラインは非常に美しく、身体に張り付いたベストの皺感が美しいシルエットを描き出しています。(・∀・) イイヨイイヨ~!

     

    ■(・∀・) ワキ!

    サンプルを見た時点ではぱんつにしか興味が持てなかったのですが、いざ手にして撮影を始めてみると、腋が良いフィギュアだなと気付いてしまいました。

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    この、デオドラントな感じがまた…w。(意味不明

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    (・∀・) 表情と腋のコラボレーション!

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    制汗スプレーの香りが漂ってきそうな、素晴らしい腋ですw。

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    腋フェチ再発の兆しでどうしてくれる…!!

     

    ■お手手

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    両手は頭の後ろに回しており、風に揺れる髪の毛をそっと押さえるような仕草になっています。

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    指先までとても丁寧な造形で、爪には光沢感のある塗装が施されています。

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    指先の演技の付け方が素晴らしいですね。とても綺麗な指だと思います。

     

    ■ボディprpr

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    身体を少し下の方へと…。スカートの短さに目を奪われがちですが、皺の造形も一見の価値アリです。

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    スカートにはグラデーションが入れられています。

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    (*´ω`*) スカートが短すぎでけしからんな!これは!

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    (;゙゚’ω゚’) 何だ、この見えそうで見えない感は…!

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    太ももからお尻へと続く柔らかそうなお肉がチラッと。でもこの高さからでは中身は見えません。短いわりに、ガードの固いスカートだなと感じました。

     

    ■おみ足

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    スカートからスラリと伸びたおみ足。体型的に細めで、スレンダーな印象です。

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    重心を右足に移して、やや片足立ちに近いポーズとなっています。台座との接続は右足のみですね。

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    この膝裏の造形にはコダワリを感じました。

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    足には青いラインの入った短めのソックスと革靴を履いています。靴は黒色で、光沢感のある塗装が施されています。

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    靴底の部分は塗りが異なり、マットな仕上がりになっています。

     

    ■台座

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    青空と入道雲、そして作品名がプリントされた円形台座。台座の直径はおよそ10cm程度でとても小さく感じます。シンプルな立ちポーズなので不安定という事はありません。台座と本体の接続は2本のピンで行われます。

     

    ■ローアングル

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    ぱんつをしっかりと拝むためには、相当下から見上げのアングルを取る必要があります。安易に見せるのではなく、「チラリズムにこそ価値がある」といった思想が開発のバックにあるのかも知れませんw。※ねーよ

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    スカートの裾からチラッとする場所は、ここと

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    ここらへん! φ(・ω・ )メモメモ

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    前から拝むのは難しい…。

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    でもこういう隙間を眺めていると、甘酸っぱい気持ちがこみ上げて来るから不思議なものです。

     

    ■(・∀・) ぱんつ!

    無理な姿勢でローアングル撮るのに疲れたので、台座から外して実力行使です。

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    ぱんつはシンプルな白!ややローライズショーツっぽいデザインで、布面積は多めですね。ぱんつのセクシー度合いはやや低めですが、太ももからお尻へと続くふにっとしたお肉の造形はお見事としか言いようがない。

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    シンプルなデザインですが、皺などは細かく造形されています。

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    なんかスジっぽいものも確認!!

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    前から拝む場合は、これくらいのアングルでないと厳しい…。

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    (*´ω`*) ドジっ子アピール的なポーズになってしまった…w。

     

    ■自由作例

    柑菜の自由作例です。…と言っても、あまり目新しいネタが思い浮かばなかったので、過去に使ったテクを再利用したりしています。柑菜のカラーイメージは「青」なので、ブルーのグラデーションペーパーや濃い色のレザックを使おうか少し迷ったのですが、髪色の青を立たせるために敢えて薄い色を選択しました。画像の仕上がりのインパクトは少し薄れてしましたが、儚げな印象は表現できたのかなと思います。

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    やはり表情とポーズが命ですね、このフィギュアは。シンプルな構成ですが、ただそれだけで魅せる力があります。

    で、色々考えた末に、白バックで撮ってみました。(結局それかよ!

    背景に照明した白いラメ紙を置いて、全体的に少し飛ばし気味に現像して仕上げました。白バックのカットではストロボは使用していません。

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    これだけだと面白くないかな…と思って、また余計な事をしてみました。

    ここから先はストロボを使用してラメ紙のキラキラ感を出しています。色が青いのはフィギュアの後ろで背景紙に向けて発光させるストロボに青いビニール袋を被せたからです。背景紙ではなく、光の色自体が青くなって、ミステリアスな雰囲気になりました。

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    なつまちEDの「ビードロ模様」が流れるイメージで。(強引)

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    アルターの「谷川柑菜」はシンプルでやや控えめなポージングですが、アングルを変えながらじっくり眺めていくと多くの見所があり、造形と仕上げの良さでストイックに勝負しているフィギュアかなと感じました。最近はサイズ的にもギミック的にも大掛かりな製品が多く、その中にあってはやや地味な印象ではあるのですが、飾って眺めてニヤニヤするのが楽しくなるフェティッシュな要素(腋など)もあり、ファンだけでなく腋フェチ道をこれから開拓したいと考えている方にとっても入門的な製品となりそうですw。(※強引だなぁw)

    「あの夏で待ってる 谷川 柑菜」製品レビューをお送り致しました。

     

    写真はFlickrにもUPしてあります。

     

     

    ご紹介お礼

    Asahiwa.jp様、アキバフォトグラフィ様、アキバBlog様にゅーあきばどっとこむ様、真紅のハルヒ様、谷川柑菜レビュー記事のご紹介、ありがとうございました~!

     


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