[グリフォンエンタープライズ]能美クドリャフカ~スク水ver.~ 製品レビュー
2013年08月12日-00:01 -カテゴリー: フィギュアレビュー
タグ: グリフォンエンタープライズ, リトルバスターズ!, 製品レビュー
グリフォンエンタープライズより発売の『リトルバスターズ! 能美クドリャフカ~スク水ver.~』製品レビューをお送り致します。
紺スクール水着という名の正義をまとって、クドが帰ってきました。リトバスのアニメ化以降、各社からまたクドのフィギュアが登場する気配があり、あまり種類を持ってない管理人はいつもの癖で補完的にポチポチやっていたりします。制服版もスク水版も既に他社から発売済みですが、グリフォンエンタープライズ版のクドはスク水にマント+帽子というなかなかオイシイポイントを押さえて発売されました。これはクドリャフカというよりペドリャフカと呼ぶに相応しい内容! まあ妄言はこのくらいにして、レビューの方をドゾー。
- メーカー:グリフォンエンタープライズ
- 商品名:リトルバスターズ! 能美クドリャフカ~スク水ver.~
- サイズ:1/8スケール(全高約14.5cm)
- 原型制作:i-con
- 発売日:2013年7月
■パッケージ
1/8スケールですが、パッケージはとても小さかったです。(高さで見れば、ビーチクの箱よりも小さい。)淡いグラデーションに星型をあしらったデザインで、各側面に商品写真がレイアウトされていました。窓は正面と両側面、天面に一つずつの計4箇所。正面以外の窓はそれほど大きくありませんが、視認性は高い方かと思います。
箱が小さいので、電車での持ち帰りも容易かと。
■ブリスター
台座と本体が収納されたブリスター。帽子はビニールに包まれた上で頭に被せてありました。オプションパーツは特にありません。
■全身
スク水姿にマントを纏い、トレードマークの帽子を被っていますよ! 単にスク水、という事ではなく、マントや帽子を身に着けているのがポイントです。一体どういうシチュエーションなんだ!
色々身に着けていたほうが、剥ぎ取る楽しみがあるというものですよ。
■ちょいアップ
「ふぁいと!なのですぅ!」的なポーズでにぱあっと微笑む表情が可愛らしいです。それほど動きのあるポーズではないんですが、マントや髪の毛の広がり感が全体のボリュームを補っている印象。
クド可愛いよクド。
■お顔
ちょっと上目遣いで屈託無く微笑むクド。お口の八重歯もちゃんと造形されています。アイプリは光沢のあるタイプで、仕上げはまあまあといった感じ。普通に可愛いです。
リボンから上だけ見ていると普通に制服クドかな?という感じなのですが、下はスク水ですからねぇ。
■帽子
トレードマークの帽子。ボタンや黒リボンなどは結構細かく造形されていました。
■アップ・ディテール
マントの赤いリボンが色彩上のワンポイントになっており、紺スクに映えます。
流れるような髪の毛は結構細かく造形されており、情報量は充分。さらさらな感じが良く出ています。
軽く握ったお手手。若干ダルさはあるものの、非常に細かい部分なのであまり気になりません。
爪の部分は淡いピンクに塗装されていました。
コウモリの髪留め?と思われる部分。黒く塗られているだけのような…。前髪に隠れて良く見えないです。
■ボディ
やっぱスク水は紺でしょ。白も良いけど、あれは反則だね。
幼女感タップリのボディライン。おへその窪みが生々しいです。スク水の塗装はグラデで濃淡が付けられており、妙になまめかしい。
形状から察するに、旧スクールタイプではない模様。あと名札が無い。マントを羽織っている状態では、後ろ側を見ることは不可能ですね。
マントは淡いピンクのグラデ塗装が施されており、立体感を感じます。
マントの内側は薄いピンク系の塗装。パール系ではないです。
赤リボン→紺スク→【絶対領域】→白オーバーニーソという展開。
■下半身
太ももの肉付きはムッチリ系ではなく、割ととあっさり系。(ロリなので仕方ない)だがしかし、紺スクと白オーバーニーソの狭間で、まばゆい光をはなっている…。
白ニーソは肌が微妙に透けた感じになっています。これは塗装による再現だと思われる。
飾りのリボンなど。
多くはありませんが、要所要所にシワの感じも再現されていました。
■帽子
帽子は着脱が可能な仕様。マグネット式ではありませんが、内側は髪の毛の形にくりぬかれており、位置を合わせれば、それなりにちゃんとはまります。
■台座
フィギュア自体が小さいので、台座も小さめです。本体とは2箇所で固定。
正面にはメタル調のプレートが埋め込まれています。両サイドにはコウモリのあしらいが。
■キャストオフ(マント・帽子)
マントと帽子は取り外し可能。スク水を心行くまでprprする場合にはマントを外すことをおススメします。
これぞスク水の醍醐味!!
身体のラインが良く見えるようになりました。
この緩やかなS字を描くラインが見たかったのです。
マントがなくなったことで、胸元も良く見えるようになりました。が、まるで、何も、ない。
お尻は小ぶりですが、太ももから続く柔らかいラインは魅力的ですね。
■ローアングル
ちょっと残念だったのは、股の部分に塗装が剥げたような箇所があったこと。デリケートな部分なんですから…。(撮る方も撮る方だが)
小さいが、柔らかそうな感じは良く出ている。
おへそも見ものですな。
■適当にスク水prpr
ほとばしる幼女感!!
■フリーアングルショット
例によって夏っぽいシチュエーションのアレンジショットです。もちろんマントは外させてもらった!
■サイズに関して
今回撮影していて思ったのは、このクドはサイズがちょっと小さいかな…?という事でした。
5月に行われたトレフェスで着色サンプルを見ておりましたので、サイズ感は何となく分かってはいたのですが、実際届いてみるとやはり小さく感じました。1/10スケールをうたうWAVEビーチクイーンズシリーズと並べてみたのが上の写真です。体格差を加味してスケール比だけ見ると、同じか少し小さいくらいに見えますね…。スケール比はメーカーさんによって解釈が色々あるかと思いますので単純には比較できませんが、1/8をうたうなら、個人的にはもう少しボリュームがあっても良かったかも、と思ったりしました。
塗装や仕上げについても、もう少し丁寧に仕上げてもらえれば…という箇所が結構あり、造形自体は良いのに仕上げが…という少々残念な印象も。最近はプライズフィギュアのクオリティがぐんぐん上がっていますし、それとは異なる価格帯でリリースされるスケール製品には、やはりそれなりのクオリティを求めたいところです。フィギュアの価格も上昇傾向にありますし、お客さんも目が肥えて来ていると思います。
グリフォンさんからは他社にはないラインナップが続々と登場する気配がありますので、クオリティや仕上げの精度UPも是非期待したいところです。
『リトルバスターズ! 能美クドリャフカ~スク水ver.~』製品レビューをお送り致しました。
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