メガホビEXPO 2013 Autumnに向けて前回のメガホビを振り返ってみた

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来る11月30日(土)に秋葉原UDX 2F アキバ・スクエアにて『メガホビEXPO 2013 Autumn』が開催されます。既に1週間を切ってしまっていますが、前回のメガホビの様子を振り返ってみたいと思います。

メガホビは年に2回開催されるフィギュア・ホビー関連のイベントで、管理人は今年5月に行われた『メガホビEXPO2013 SPRING』より参加しています。(前回のレポートはこちらこちらです。)開催が東京・秋葉原で比較的アクセスしやすい事、ワンフェスほど混まず、それでいて入場が無料であることなどから、フィギュア関連のイベントの中では気軽に参加しやすい方かなと思うのですが、撮影に関しては決して甘くは無かった。強烈なトラウマを植え付けられる撮影難易度の高さで、わざわざ反省会を記事にしたほどですw。

メガホビEXPO 2013 Autumnの会場セッティングが前回と同じとは限りませんが、これから参加される方の何らかの助けになるかも知れませんので、少しおさらいしてみる事にしましょう。

■メガホビEXPO2013 SPRINGの会場の様子

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前回のメガホビ会場内の様子。フィギュアは全てケース内展示で、胸の高さほどの位置に展示されています。このため、ケースギリギリまで近寄っての撮影が可能になっています。

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会場内は結構暗く、ケース内のフィギュアが照明で浮かび上がるようなセッティングですね。曲者なのはケース内の背景が黒で、なおかつブースの下部から照明されている点です。この明暗差の激しいブースセッティングはカメラの自動露出やストロボのTTL調光をこれでもか!というくらい狂わせます。

 

要注意ポイント1…露出制御の難しさ

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黒バックなので、カメラが「暗い」と勝手に判断して露出オーバーになるケースが多いような気がします。カメラもストロボもマイナス補正が基本でしょうか。カメラのAEの性能にもよるかも知れませんが…。

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マイナスに補正し過ぎると極端なアンダーになったり…。もう大変です。背景と床面の明るさが異なるので、露出がなかなか安定しません。この展示方法自体は格好いいと思うのですが、撮影者泣かせですねw。

 

要注意ポイント2…ストロボ光の反射写り込み

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会場内は暗いので、ストロボを使用して撮影する方も多いかと思いますが、黒背景+ケース面のアクリル板はストロボ光を見事に反射します。カメラの内蔵ストロボを使用する場合は発光の写り込みに注意が必要です。またこのストロボ反射はTTL調光を狂わせますので、撮ってみたら酷いアンダーだった…という失敗作を次々生み出す事になります。発光位置が高く、角度を自由に変えられる外部ストロボを使用するなどの工夫が必要ですね…。内蔵ストロボを真正面から浴びせるのは避けた方が無難です…。

 

要注意ポイント3…タグの反射

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これはメガホビに限った話ではありませんが、フィギュアの情報が記載されたタグもストロボ光を反射して読めなくなります。横斜め方向から撮る・タグ撮りにストロボは使わない等の工夫が必要でしょう。レポートする場合はタグの情報が必要になるので、撮り逃しにも注意したいところです。

 

要注意ポイント4…ケース面の映り込み

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黒背景の泣き所。それはケース面に自分や周囲の方が映り込んでしまう事です。正面から撮っても斜めから撮ってもバッチリ映り込みますw。これを回避するためにはPLフィルターの使用が有効なのですが、効果があるのはケース面を斜めから狙う場合で、真正面からの自己映りには殆ど効果がありません。

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メガホビブースっぽいものを簡単にセッティングして試して見ましたが、PLフィルターを使用しても真正面からの自己映りは回避できませんでした。これはPhotoshop等を使って後処理で消すしかないですね…。

 

要注意ポイント5…ケース表面のゴミ・キズ・汚れ

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意外と知られていない事かも知れませんが、ケースの表面は時間の経過と共に汚れていきます。「展示ケースには触れない」というのが原則かなと思うのですが、撮影しているとうっかりレンズ先端やフードが触れてしまったりする事もあるかも知れません…。午前中は比較的キレイだったケースも、閉場間際になるとキズだらけになっていたりします。

このキズや汚れが見事に写り込むのです。ストロボを使用しなければここまで浮かび上がらないのかも知れませんが、後処理で消すのが嫌になるほどの汚れが撮影データに記録されていました。午前中早めから参加した方が、ケースがきれいな状態で撮影できて良いかも知れません…。また、撮影する際は極力ケースに触れないよう注意が必要だなと思いました。

さて…本当は撮影ネタも交えて記事にしたかったのですが、まとめが追いつかないので本日はここまでです。追記するか別記事で上げるかは未定ですが、撮影セッティングに関しての情報も上げたいなぁ…という希望的観測。機材は前回と殆ど変わりませんが、セッティングは大幅に変える予定です。



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