ワンダーフェスティバル2015[冬] フォトレポート-15(まとめ)ラスト!
2015年03月05日-00:01 -カテゴリー: イベントレポート
タグ: レポート, ワンダーフェスティバル2015冬, ワンフェス
『ワンダーフェスティバル2015[冬]』フォトレポート-15(まとめ)をお送り致します。
ワンフェスレポートは2週間ぐらいで完走できれば上出来かなぁ…などと甘く考えていた管理人ですが、まとめまで含めるとまだ終わっていなかったことに気付いてしまいました。(確信犯w)そろそろ記憶も薄れかけているので、忘れないうちに当日の様子や反省点などをサクッとまとめてみたいと思います。
ダイレクトパス・当選
ダメもとで抽選に申し込んだダイレクトパスが見事当選。実はDパスを手にするのは今回が初めてでしたw。
これまでは11時入場でWFに参加してきたわけですが、Dパスのおかげで1時間以上滞在時間を伸ばす事が可能になりました。無ければ無いでまわるブースを絞るだけなのですが、偶然舞い降りたこの幸運を活かさない手はありませんね。次回以降も取れるとは限らないのですから…。
で、5時起きで幕張に向けて出発。会場までは片道2時間程度なので宿を取る程の事ではないかな…と思ったのですが、朝早いのは意外とツラかったりもw。朝7時台の京葉線に乗るのは初めての経験だったかも知れません…w。
で、午前7時40分前後に海浜幕張駅に到着。Dパスなしの場合、列待機なしの11時入場を目指して10:30頃に駅に着くように家を出ますので、いつもより3時間近く早い到着でした。
会場へ向かう人が続々と…。
路面は濡れていましたが、この時間には雨は降っていませんでしたね。
朝が苦手な管理人が、この時間から幕張にいるなんてある意味奇跡ですよw。
朝日を浴びるワンフェス看板。
この時間でも結構撮影している人が多かったですね。
ダイレクトパスの集合場所へ向かいます。
8時前後に予定通り集合場所に到着。Dパスの整理番号は2,000番台の前半でした。朝日を浴びて輝く雲がドラマチックですな…!(寝不足の気分補正アリ)
待機列でじっと待つこと90分以上。入場できたのは9:43頃、端っこでそそくさと機材を組み立てて撮影を開始したのは9:48頃でした。一般開場12分前。ブースが混み出す前のこの僅かな時間を活かせるかどうかがカギになるのでしょうね、撮影組にとっては。
企業はワンホビ→アルター→コトブキヤの順に撮影してまわり、午後からは8ホールスタートでディーラーブースをまわりました。企業ではAMAKUNIとアニプレックスもまわったのですが、見事に撮影に失敗していたためレポートからは外しました。(‘A`)みゅー。
撮影結果
カメラ2台の総撮影枚数は2276枚(全てRAW)。メインカメラだけ見ても、撮影枚数は初めて2,000枚を越えました。前回は1,500枚前後でしたので、枚数はかなり伸びましたね。レンズは2本携行し、1~3ホール(企業)は簡易マクロ付のズームレンズ、4~8ホール(ディーラー)では単焦点の望遠マクロレンズを使用しました。
枚数だけ見れば多く撮影しているように見えるかも知れませんが、半分捨てる覚悟で1アングルごとに複数ショットずつ撮っているため枚数が増えてしまうというだけだったりも…。
例えば以下の2枚の写真。ほぼ同じ場所・同じアングルで続けて撮影したものですが…
ピクセル等倍で確認すると、片方は眼にピントが合っていません。露出はともかく、ピントとブレのミスは後から救済できないため、撮影する際は1合焦で連写するのではなく、AFを合焦し直して何度かシャッターを切っています。これによって救われるケースも多いため、予め捨てる覚悟で数 ショットずつ撮るのが基本スタイルになりました。1ショットごとに画像を確認して、ミスしていたら再撮…という方法もありますが、撮影時間短縮のため行っていません。
以下は使用した焦点距離・ISO・シャッタースピードのデータ分布です。
データからは、レンズの望遠寄りを多用している事が読み取れますね。使用したISO感度は400と800が多かったですね。
レンズ・焦点距離
殆んどの撮影でレンズの望遠側を使用しています。75mm・90mmというレンズ焦点距離は、APS-Cセンサー搭載機で使用すると、それぞれ112mm・135mmとなり、結構な望遠になってしまうのですが、被写体やケースパネルに寄ることには抵抗があるため、このあたりの焦点距離を多用しています。
ブログUP時にはトリミングして掲載しているため、近接して撮影しているように見えるかも知れませんが、実際は結構引いて撮った上で大幅にトリミングしているケースが多いです。小さな被写体の場合、特にその傾向が強くなります。
例えばレポートに掲載した下の写真ですが…
こんな風に大幅にトリミングして周囲を捨てて掲載していますw。
何だか勿体ない気もしますが、ケースや展示物への接触は避けたいので、安全のためできるだけ距離を取るようにしています。カメラの画素数が上がった事で、大幅トリミングによる切り出しにも耐えられるようになったのは利点と言えるかも知れませんね。
望遠レンズを使用して引いて撮る際の欠点は、被写体・パネルと距離が離れているため、横から人が入ってしまう失敗事例が多いということでしょうか。企業ブースではパネルに張り付いて撮影しないと前に割り込まれてしまうので色々と厳しいですね…。
/(^o^)\ こういうことはよくありますw。
あ、AMAKUNIの天津風はその後撮り直しました…。
ISO感度
ISO感度は、今回は少し低めに抑えました。企業は400~800、ディーラーは800~1600程度を目安に手動で調整して撮影しています。ディーラーホールではいつもより低感度側に振ったのは、直射型の明るいディフューザーを使用したためで、光のロスが少ない分ISO感度は低めで撮ることが出来ました。…が、これが良かったのかどうかについては、今後じっくり検証が必要かも知れません。直射型ディフューザーはまだ使い慣れていないため、上がりに違和感を感じるところもありました。発光位置が低いためお顔に前髪の影が落ちる事は少ないのですが、やはり立体感に欠けるところがあるのですよね…。(うーん…)
シャッタースピード
一つ失敗した点は、意図せずにシャッタースピードが低速側に振れていた事に気付かなかった点で、1/80秒を使用したショットの大部分はブレており、レポートに組み込めませんでした。マニュアルで撮影していると、気付かないうちに指が電子ダイヤルに触れてしまい、設定が変わっている事に気付かない事もあり、これは注意が必要だなと感じました。
(ノ∀`) 勢いよくバスタオルを脱ぎ捨てるマミさんがワイルドだろぉ?
レンズの焦点距離にもよりますが、35mm判換算値で100mm以上のレンズを使用するなら、やはりSSは最低でも1/125秒(理想的には1/160秒)は欲しいところで、マニュアルで撮影する際はウッカリ電子ダイヤルに触って設定が切り替わっていないか注意が必要だなと感じました。初歩的なミスですね。(あー)
比較的ブレていないマミさんも1枚貼っておきます。(厳密にはわずかにブレていますが…w。)
でも、まぁ、このブースでの一番の失敗は、ソー○嬢マミさんの等身大パネルに見とれてしまい、舞妓さやか・杏子の原型展示を見落としたことですね。気が抜けていたとしか言いようがない失態でした。
もう一つ珍プレーをご紹介!w
/(^o^)\ ストロボが発光していない事案が発生…!
ストロボのバッテリーがヘタって来ると、時々シャッターを切っても発光しない事が多くなります。夢中でシャッターを切っていると、撮影中は意外と気付かない事が多いです。後で撮影結果を見返してギャー!と叫ぶことが結構ありますw。ある程度の枚数を撮ったら、ストロボのバッテリーは速やかに交換した方が良さそうですね…。(結局吹雪は撮影し直しましたが…w)
バッテリー
ワンフェスのような大規模イベントの場合、バッテリーはいつもより多めに持っていきます。当日はカメラのバッテリーを3本、ストロボに使用するエネループプロは12本(3セット分)持っていきました。
結果的に、カメラのバッテリーは2本で足りましたが、エネループプロは8本(2セット分)を完全消費し、3セット目まで使用しました。ストロボはイベント撮影の生命線なので、多目に持って行った方が安心ですね…。
ディフューザー
企業とディーラーではディフューザーとレンズを変更しました。記事にも記載しましたが、使用機材はそれぞれ下記のようになります。
PENTAX K-3+D-BG5+CB フォールディングT+TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8+AF540FGZ+ROGUE FlashBender L
PENTAX K-3+D-BG5+CB フォールディングT+TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO+AF540FGZ+Gamilight Octave 36
ブースが照明されており、前面にアクリルパネルがある企業ブースでは、写り込み回避のため発光位置の高いバウンス型ディフューザー(ROGUE FlashBender L)を、大部分が照明されておらず、ケースパネルのないディーラーホールの展示は直射型のディフューザー(Gamilight Octave 36)を使用しました。
企業ブースは照明環境が良くなっており、今回まわったブースは明るい背景が多かったため、撮影にはそれほど苦労しませんでした。ISO感度もストロボ使用で400前後を基準にして撮影しています。企業ブースでは作品やキャラクターのイメージに沿った背景がデザインされていたりして、写真の見栄えも格段に上がった気がしますね。
撮影設定によっては白く飛んだり沈んだりしてしまう事もあるかも知れませんが、何かしらの背景があった方が雰囲気のある写真に仕上がるような気がします。上手い方が撮ればレビューで撮ったのと変わらないくらいの仕上がりになるのではないでしょうか。
ディーラーさんの作品の展示も背景や小物の演出など工夫を凝らしたブースが数多くありました。もちろん作品も素晴らしいのですが、見せ方の工夫でその魅力が一層際立ったものになっていたように感じます。
背景にディーラーのロゴをレイアウトしてデザインするのも効果的かなと感じました。作品と一緒に写真に写るため、宣伝効果も見込めるかもしれませんw。
水玉螢之丞先生イラストギャラリー-ワンフェスガイドブック表紙絵の軌跡-
昨年逝去された水玉螢之丞先生が描かれたワンフェスガイドブックの表紙がずらりと展示されていました。ワンフェスに参加し始めたのはここ数年の事なので、過去のガイドブックは見たことがなかったのですが、こうして一堂に並べられると壮観ですね。デザインの変遷も見て取れて興味深い展示でした。
WF終了後のインフォメーションコーナー。いつも撮っている締めの一枚ですw。
とまぁ、こんな感じで当日の様子を振り返ってみました。
反省点や思い残す事は多々ありますが、これでもかと言うほど密度の濃い一日であったことは言うまでもありませんね。
今回はDパス効果で久々にワンホビブースをスムーズに撮影できましたが、次回以降はどうなるか正直分かりません。そもそもこのブログのイベントレポートは速報性が皆無という致命的な欠陥を抱えているため、あまり企業ホールの撮影には拘らずに望む方が良いのかも知れません…w。この日にしか見れない作品が他に数多くあり、見逃した時の精神的なダメージは相当大きいものになりますので…。撮影技術云々よりも、ブースのまわり方や企業とディーラーの比重の置き方を真剣に考える必要があるかも知れません…。
そろそろイベント撮影用の新しいカメラが欲しい頃合なのですが、PENTAXのフルサイズ一眼レフの発売は秋以降になりそうですね。購入すれば年末のトレフェスあたりには実戦投入できるかも知れませんが、ちょっと気の長い話だなぁと思ったりもします。そんなこんなで、別の可能性も模索している所です…w。はてさて、一体どうなります事やら…w。
さて、更新が飛び飛びでムラの多いレポートになってしまいましたが、これで2015[冬]のワンフェスレポートを締めくくりたいと思います。最後までご覧頂き、有難うございました~!(まだ開封できていないフィギュアの山を前に途方に暮れている管理人…w)
ワンダーフェスティバル2015[冬] フォトレポート集
ワンダーフェスティバル2015[冬] フォトレポート-01(コトブキヤ)
ワンダーフェスティバル2015[冬] フォトレポート-02(アルター)
ワンダーフェスティバル2015[冬] フォトレポート-03(ワンホビ鎮守府)
ワンダーフェスティバル2015[冬] フォトレポート-04(ワンホビ-ラブライブ!)
ワンダーフェスティバル2015[冬] フォトレポート-05(ワンホビセレクション)
ワンダーフェスティバル2015[冬] フォトレポート-06(ワンホビ-ねんどろいど・figma)
ワンダーフェスティバル2015[冬] フォトレポート-07(ワンホビ-スケールフィギュア)
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