[メガハウス]世界制服作戦 咲-Saki-全国編 原村 和 製品レビュー
2014年12月13日-20:22 -カテゴリー: フィギュアレビュー
メガハウスより発売の「世界制服作戦 原村 和」製品レビューをお送り致します。
「制服」で「征服」始まります!というキャッチフレーズのもと、メガハウスが実戦投入した新兵器「世界制服作戦」シリーズ。制服美少女に特化した新シリーズということで、以前から注目しておりました。既報のキャラホビレポート・メガホビレポートにおいても展示をガシガシと撮影しておりましたね。新シリーズはどんなものなのか興味津々であったため、今回製品版を購入してレビューしてみる事にしました。け、決しておっ○いの誘惑に負けた訳じゃないんだからね…!!!(ちなみにアニメは視聴できていないので、キャラについては良く知りません…!)
- メーカー:メガハウス
- 商品名:原村 和
- 作品名:咲-Saki-全国編
- サイズ:1/10スケール(全高約160mm)
- 原型制作:横田健
- 発売日:2014年11月
■パッケージ
縦長直方体形状の商品パッケージ。少し縦長ですが、スケールは1/10のためかなりコンパクトです。白をベースにグラデーションのフレームがレイアウトされた、どこか未来感漂うパッケージデザイン。正面にはシリーズ名である「世界制服作戦」のロゴが大きくプリントされています。
大きさや色合いは作品ごとに変わるのかも知れませんが、デザインのフォーマット自体はシリーズである程度規格化されているのかな、と思います。
窓は正面・側面・天面の計3ヶ所。正面窓の視認性は良い方だと思います。
同じ1/10スケールのWAVE BEACH QUEENSシリーズの箱と並べてみました。何となくサイズ感が伝わるでしょうか。(あ、BQ星月・フェラーリもレビューしなきゃですね…^^;;)
■ブリスター
内容物は本体と台座のみのシンプルなブリスター。説明書等は特に付属していません。(そもそも必要ない^^;)
■全身
「制服」に焦点を当てたシリーズだけに、セーラー服姿での立体化。ゆったりと歩くシーンを捉えたようなシンプルな立ちポーズです。
胸を挟み込むように上げた腕の仕草がとても可愛らしく、これは明らかに誘ってますね。
スケールに対して明らかに胸の大きさがおかしい。いや、元々こういうキャラなのかw。
胸の大きさも特徴的ですが、短いスカートの裾から覗く白い太ももにも注目したいフィギュアです。比べてみないと何とも言えませんが、結構身長が高いキャラなのかな。
(*´д`*) 太もも~お尻に至る領域がチラチラしていて目の毒なのです。
(;゙゚’ω゚’) ぱんつ見え…?
(*´ω`*) 見えないんだな~、これがw。
ある程度下からでないとぱんつは見えないように設計されているようなのですが、これはこれでまたエロいですw。もしかしたら穿いてないかも??という淡い期待感が増幅されます。ぱっと見は胸に目が行きますが、お尻もちゃんとエロくて買った甲斐があったと言うものですw。
※初っ端からこんなコメントしか書けなくてゴメンネ!!!
■上半身アップ
少し俯き加減で視線を横に向けた表情が可愛らしいですね。仕草から推察するに、おっとりとした性格なのかな?
(*´д`*) 「このセーラー服ゴムでできてんのかよ…!!」と突っ込みたくなるほど膨らんだ見事なバスト。完璧な乳袋ですw。
乳袋はどこか柔らかさを感じる造形で、「ぱっつんぱっつん」と言うよりは「たゆんたゆん」に近い気がします。これは良く揺れそうだな…!(゚∀゚ )
おっ○いキャラの場合、やわらかバスト版の登場を期待したくなりますね。いや、さすがにムリかw。
■お顔
お顔は僅かにお口を開いたあどけない表情で、強調されたバストとのギャップを愉しむことができますw。アイプリントはくっきりとシャープで、この辺の精度は高そうですね。頬染めはマンガ的なラインに淡いぼかしが入れられているなど、スケールは小さ目ですが仕上げにはこだわりが感じられます。
■髪の毛
ロングヘアのピンクの髪の毛は毛先まで細かく造形されており、モタッとした嫌なダルさは感じません。情報量も結構多い方かと。
髪の毛には微妙なグラデーションの濃淡が入れられており、安っぽさは感じませんね。
赤いリボンも立体感溢れる造形。アホ毛(?)は別パーツになっているようです。
■(*´д`*) バスト
(*´д`*) おっぱいフィギュアなので重点的に見ますよ~。
(*´д`*) ハァハァ…!
(゚∀゚ ) 乳枕してもらいたいね!!
明確な突起の造形ではありませんが、TKB付近は結構尖ってるんだぜ…!
(*´ω`*) 脇を締めることでバストがむにゅっと押し出された感があり、まったくもってけしからんポーズだ…!!! ありがとうございます…!!!w
露出した太ももの絶対領域と組み合わせることで破壊力が増大されるから困ったもんだw。
■お手手
スケール的にかなり細かな部分ですが、爪もしっかりと塗装されていました。
爪の再現の有り無しは実は殆んど気にしていないのですが、省略しない姿勢にはこだわりを感じます。
■下半身
(*´ω`*) このフィギュアのけしからんポイントはバストだけではなーい!!! 何だ、この短いスカートは!!! 嬉しいじゃないか!!!
見えそうで見えないギリギリのラインがとってもフェティッシュ!!! 太ももからお尻のお肉へ至るラインは芸術の域に達している…!
(*´д`*) あーもう、こんなんばっかり撮ってしまいますなw。スカートから覗くペチコートもいい味出してます。お尻とセットで見ると込み上げてくるものがあるw。
(゚∀゚ ) 穿いてる? 穿いてない? どっち?
■おみ足
スカートの裾から覗く太ももがとても眩しいです。肉付きはやや大人し目でスラッとした体型ですね。
(*´ω`*) 白いニーハイニーソの食い込み感がたまらんw。柔らかそうな太ももの肉感が良く伝わってきますw。ニーハイニーソには所々に淡いグラデーションが入れられ、立体感を感じる仕上げになっていました。
(゚∀゚ ) やっぱ穿いてないんじゃね?アングルが愉しすぎてアカン…!!
靴はツヤのある塗装で、グラデーションで濃淡が入れられていました。革靴の質感は出ているかなと思います。
ソールの部分はマットな塗装で、表面の質感が分けられていました。
■台座
製品には透明な円形台座が付属。台座の直径は8cm程で、とても小さいです。ひと昔前なら「シングルCD」サイズという表現で通じたのでしょうが今は無理ですかね…w。(遠い目) 場所を取らないので、複数体並べる場合には都合が良さそうです。そのあたりを意識して決定したサイズなのかも知れません。
台座には地球儀を模したようなライン(世界制服作戦のシンボル?)がデザインされ、作品タイトルがプリントされていました。台座の大きさはキャラやポーズによって多少変わるのかもしれませんが、デザインのフォーマットはシリーズで共通になるのかな、と勝手に予想。特別凝ったものではありませんが、シンプルで並べやすいのは良い点かなと感じました。
■キャストオフ
開発の過程で「制服フィギュアのお楽しみと言えばやっぱりスカートのキャストオフですよ…!!」という熱い議論がなされたかは定かではありませんが、しっかりとスカートが外せるキャストオフ仕様になっていました。スカート外しで有名なコトブキヤに対する挑戦と受け取れなくもありません。
あぁ…!! 頼んでもいないのにスカート外せる仕様って素晴らしいですね…!!w スカート内側には白いペチコートが取り付けられていました。このヒラヒラがスカートの裾からチラチラと見える感じがたまらんのですよw。
(゚∀゚ ) スカート脱がしてどーん! 太ももが眩しすぎるな!!
スカートを外すと、上半身と下半身の肉付きの違い…というか、胸の大きさが極端に強調されますねw。
白いぱんつのデザインは非常にシンプルなもので、色気という点では今ひとつな印象。だが、そこが良いのかも知れぬw。
太ももの肉付き感は(胸に比べれば)大人しいものの、柔らかさがしっかりと伝わってくる造形で一見の価値アリw。特にお尻の食い込み感は神がかっている…!!
(*´д`*) ハァハァ…!!
ぱんつは色気に乏しいので、想像力を羽ばたかせ、その中身に注目したいところ。
ほのかな盛り上がりが感じられる青春の土手w。
(*´ω`*) お尻が可愛いフィギュアは、良いフィギュアです。(持論)
(゚∀゚ ) おれも食い込みたいぜ…!w
(*´ω`*) 太ももからお尻へと続く造形がとても秀逸。ほーら、指でぷにぷにしたくなるだろう…?w
(;´Д`A 青春の土手、結構盛り上がってた…!
フリルや飾り、スジの表現はないものの、ぱんつは結構細かく造形されていますね。
正面からよりもお尻側の方が情報量が多いです。お尻を愉しみましょう…!!
(*´ω`*) うむ。思った以上に楽しめた。満足じゃ。
■フリーアングルショット
背景紙等はそのままで、ぐるぐるとフリーアングルをば。
(*´д`*) ハァハァハァ…!!!
(゚∀゚ ) おっぱいアングルばっかりでマジすまん!!(しょうがないさw)
■サイズ比較
1/10スケールのWAVE 「BEACH QUEENS 星月・フェラーリ」と並べてみました。キャラの身長や体格差等もあると思いますので単純に比較は出来ませんが、BQよりも若干ボリュームがあるように感じられますね。(いや、胸の話じゃないよ?w)
おおよそ1/12スケールとされるfigmaもからめてみました。「このスカートは反則ですね~!」
非可動のスケールフィギュアで一般的なサイズは1/8スケールや1/7スケールかなと思うのですが、メガハウスの新シリーズ「世界制服作戦」は1/10スケールで登場しました。この背景には、ご時世的な様々な要因が絡んでいるように思えます。
フィギュアの価格は上昇傾向にあり、1/8スケールのフィギュア1体が1万円を超える事も最近では珍しくなくなりました。こうなると当然買い控えも増えるでしょうし、毎月フィギュアを購入している方であっても、予算が限られている場合にはあまり数を多く買えない、という事になります。
これに対するメーカーの対応も様々あって、低価格帯の可動フィギュアの新シリーズを投入するメーカーもあれば、どうせ高いならとことんクオリティを追求して凄いフィギュアを出すよ!高いけど買ってね!というメーカーもありますね…w。(管理人はどちらの方向性もアリだと思いますが…w)
メガハウスの「世界制服作戦」は、『おおよそ5,000円台の価格帯で、(少し小さいけれど)造形・塗装がしっかりとしたスケールフィギュアが手に入る』というのがユーザーサイドのベネフィットなのかな、と感じました。(同時に、5,000円台・6,000円台で1/8スケールのフィギュアが手に入った時代にはこの価格では成立し得なかったシリーズでもあるかな、とも感じます…。^^;)
価格的にはプライズフィギュアの方がもっと安く購入できるわけですが、質を求めようとすると「やはり塗装や仕上げが…」という向きはあると思うのです。(管理人がそうです^^;) そういった意味で、「世界制服作戦」は、プライズフィギュアと高額スケールフィギュアの中間を上手く埋めるポジションにあり、この価格帯には潜在的なニーズがあるのではないかな…と個人的には見ています。
「サイズを小さくして価格を下げ、仕上げの品質は1/8や1/7スケールと同程度のクオリティを維持、台座等もシンプルな構成にして、キャラクターのポーズと表情だけで見せる制服美少女コレクションフィギュア。」──これが、管理人が感じた世界制服作戦シリーズの第一印象です。
また、シリーズのコンセプトである「制服」という切り口は、美少女フィギュアシリーズを展開させやすく、コレクションして並べた際に棚に自然と統一感が生まれる、という良さもあるかと思います。警官や軍人など、職業上の「制服」もシリーズに含まれるのか、少し気になるところですが…w。
仕上げについては、ディテールに踏み込んだ時果たしてどうか?という点が少し心配だったのですが、ポイントを押さえた仕上げでこの点はひと安心。特別すごく良いとは思いませんが、価格相応の仕上げではあるかな、と言うのが正直な感想です。上を見ればキリがありませんが、決して「安かろう悪かろう」ということにはしないメーカーの姿勢は感じられます。
現状のクオリティと価格帯を維持し続けることが出来れば、1/8スケールに代わる制服美少女フィギュアの新定番の地位を築くことになるかも知れません…。その一方で、今後価格が6,000円以上に上昇するような事があった場合、「買いやすさ」が失われ、サイズ的にも割高感を感じる事になってしまうかな…という懸念もあります。このバランス取りが非常に難しそうです。(ポジションから見れば、クオリティ云々はそこそこで、価格を維持すべきシリーズかな、と見ていますが…。)
予定されているラインナップにも期待が持てそうで、今後の展開が楽しみなシリーズです。
「世界制服作戦 原村 和」製品レビューをお送り致しました。
写真はFlickrにもUPしてあります。
ニーハイじゃなくてニーソだよ