[コトブキヤ]偽物語 忍野 忍 製品レビュー
2014年05月14日-02:15 -カテゴリー: フィギュアレビュー
コトブキヤより発売の「偽物語 忍野 忍」製品レビューをお送り致します。
先日レビューしました阿良々木月火に続きまして、同じ〈物語〉シリーズより「忍野忍」が登場です。今回発売されましたコトブキヤ版の忍は「偽物語」劇中の麦わら帽子をかぶった白ワンピース姿での立体化という事で、可憐な夏色少女オーラが全力で漂うロリコンホイホイ的な意欲作となっております。(ロリババァだけどw)メガホビやワンフェス等で彩色サンプルを何度か見る機会があり、prprするためにしっかりとツバ付けておいたのですよ。(・ω・)ノ
…まあそれはそれとして、イベントレポ等で少し遅れ気味の進行となっておりますが、ぼちぼちレビューの撮影も再開したいと思います。それではレビューの方をドゾー。
- メーカー:コトブキヤ
- 商品名:忍野 忍
- 作品名:偽物語
- サイズ:1/8スケール(全高約190mm)
- 原型制作:コトブキヤ
- 発売日:2014年4月
■パッケージ
イエローからピンクへと至るグラデーションをベースに、カラフルなドットを散りばめた賑やかなデザインの商品パッケージ。サークル上に並べられたドットはどことなく忍の大好きなドーナツを彷彿とさせますw。パッケージ背面には後ろ向きの商品写真がプリントされています。パッケージの大きさは約w150mm×H230mm×D150mmで、コトブキヤの1/8スケールフィギュアとしては特別大きくも小さくもなく、標準的な大きさと言えるのではないでしょうか。
窓は正面・天面と側面(片側のみ)で、正面以外は明かり取り用といった印象です。四角く開けられた正面窓の視認性が高いので、中身の確認はしやすい方かなと思います。
側面窓は円形に3箇所打ち抜かれており、周囲を円形のドットが取り囲むようなデザインになっています。やはりポン・デ・リングを意識してるんでしょうかね。右下の方にちゃっかり阿良々木クンのシルエットがレイアウトされていますw。
■ブリスター
ブリスターには本体と台座(ネジ固定で一体)のほか、ドーナツ、ドーナツの箱、フェイスパーツ「妖しい微笑」、歪み防止用スペーサーが収められています。シンプルに見えて意外とパーツ点数が多いですね。
■説明書
パーツの取り付けや交換方法が記載された説明書が付属しています。
■パーツ一覧
台座はネジ固定されていますが、それ以外のパーツは着脱が自由に選べるようになっています。ブキヤ版の忍は表情パーツが付属しているのがミソですね。
■全身
ドーナツ片手に可愛らしい笑顔を振りまく白ワンピースの可憐な少女(598歳!)。やや前傾姿勢で夏の日差しの中を嬉しそうに歩いているようなポージングです。麦わら帽子がワンピースにピッタリ合いますね。
可憐、清楚、無邪気…この姿を形容する言葉は様々ありそうですが、ぐるっと回していくと印象が変化していきます。
(*´ω`*) 危うげなヒラヒラが可愛いのぅ。
んんん…?この腰振りは…!
(;゙゚’ω゚’) こ、このツンとお尻を突き出したような腰の角度とか、なんかエロくね…?
前から見ると普通に可愛らしいフィギュアなんですが、後ろから眺めたときに違った感動を味わえるワケですねw。サンプルを見る機会は何度もありましたが、後ろ側からジックリと見る機会はなかなかないので、このアングルを楽しめるのは購入者特典と言えるのかも知れませんw。
■少しアップで
このフィギュアのキモは、やはりこのポーズと表情の可愛らしさにある気がします。
■少しアップでもう一周
(*´ω`*) うむ。何か勝手に満足。
■お顔
お顔の印象は、デコマスから見ると若干変わったような気がしました。アイプリントとお口の中の「歯」の造形が若干変更されているようですね。
デコマスがどちらかと言うと可憐な印象であったのに対して、製品版は無邪気な可愛さを全面に打ち出したような表情に調整されたようです。個人的にはデコマスのままでも良かったようにも思えるのですが、製品版も可愛いのでまぁいいかなと。お顔についてはどの程度厳しく見るかで評価が分かれそうではあります。
アイプリントはコトブキヤおなじみの光沢感があるタイプ。瞳はグラデ等のないアニメ塗りで、輪郭はシャープな方ではないかと思います。お口は立体的に造形されており、元吸血鬼らしい尖った八重歯が強調されています。(*´∀`*) でもお口に運んでいるのはドーナツなんですよねぇw。
マンガ的なデザインの頬染めが可愛らしいですね。
お顔は見る角度によっては少し面長に見えるところがあるかも知れません。デコマスから顔の輪郭が少し変わったのかな…?
■麦わら帽子
頭にかぶった麦わら帽子は、網目のテクスチャ感がかなり細かく造形されています。飾りの白いリボンは結構な長さがありますね。
大きなつばがたわんだ感じなども再現されており、リアルな造形です。
つばの部分に変に厚みがあったり…という事はなく、薄く造形されているのは何気にすごい。
麦わら帽子にはマグネットが仕込まれており、頭部への固定がしやすくなっています。マグネットにはそこそこの強さがありますので、ずり落ちる心配はなさそうです。
■髪の毛
麦わら帽子は外した状態で飾る事も可能です。折角なので髪の毛を見ていきましょう。忍のぴょんと跳ねたような金髪は明るいイエロー塗装で再現されています。
かなりざっくりとした造形に思えますが、元絵が元絵だけにこれはこうするしかないですね。表情パーツの差し替えの関係で、前髪が外せるようになっており、帽子を外すと分割箇所がやや目立つかも知れません。
(;゙゚’ω゚’) 何だ、迫りくるバナナ感は…!!
忍さん、バナナ完備してますw。
どう見てもバナナです。本当にありがとうございましたw。※すみません、良し悪しではなく妙にツボってしまって他のコメント思いつきませんでした(;´Д`A
■ボディ/コスチューム
体系的にアレなので、今回は『 ( ゚∀゚)o彡゜』は自粛しておきますね。
白いワンピースには、赤いリボンが飾りとして付けられています。
背中の部分が大きく開いた、ドレスのようなワンピースですね。スカート部分は淡いピンク色で、これまた可憐な印象。
(・∀・) お尻がセクシー!腰の振りに合わせて柔らかく揺れるスカートの裾にドキッと来ますね。
この、お尻をツンと突き出したような腰つきは明らかにプロの仕草で一体どうしろというのか。
髪の毛に隠れて少々見づらいのですが、背中もなかなかエロいですw。
可愛らしい表情とこの腰つきのエロさのギャップが面白いですね。
■お手手
細かい部分ですが、指先にはちゃんと爪の造形があります。塗装はされていないように見えました。
ドーナツはかなり小さいパーツですが、表面の質感まで細かく造形されていました。指先を広げるようにして持たせます。
腕は少女らしいほっそりとした造形で、左手の手首には緑色のリングをはめています。素材の違いなのか、腕の部分には若干テカリが見られました。
手首のリングはクリアパーツ仕様になっていました。
■ドーナツの箱
ドーナツ箱は指先に引っ掛けるようにして持たせます。箱の表面には微妙なグラデーションが入れられており、紙箱の質感が再現されています。表面のプリントも綺麗でした。
箱の底まで造形されていますw。
■おみ足
正直に白状しますと、このフィギュアで一番気に入ったのは腰から足にかけてのラインなのですね。
脚だけ見ると、なんかもう、別のキャラなのかこれはって感じでしてw。体型的には特別セクシーという事はないはずなのですが、ポーズや仕草からエロさが滲み出ているように感じるのですよ。
表層的な可愛さの奥に、セクシーさを秘めた忍の二面性…と言いますか、実際ロリババァなんだぞ、と。w
膝裏もめにあーっく!! ※膝裏マニアさん必見です
足元に目を向けますと、夏らしいヒールの付いた白いサンダルを履いています。ここにもワンポイントで赤いリボンの飾りが。
台座と本体は左足一箇所で接続。台座の裏側からネジ止めされており、抜ける心配がありません。
右足を地面から少し浮かせたポーズになっているため、歪み防止用のスペーサーが付属しています。
夏場の傾き対策として、長期間飾る場合には挟み込んでおいた方が良いかも知れません。
■台座
台座はクリア素材を使用した円形で、表面には阿良々木クンのシルエットがプリントされています。モチーフは横断歩道…でしょうか? フィギュアと台座の接続部は黒塗りされており、阿良々木クンのシルエットの中に違和感なく溶け込んで見えるように配慮されているようです。
台座と本体はプラスネジ一本で固定されています。ローアングル撮影以外においてはこの方が安心感があるでしょう。うん、ローアングル以外ではw。
■ローアングル
(‘A`) まあ、いつも通り撮りますけどね。お仕事ですから。※違います
ぱんつは見事な純白で、結構細かく造形されています。スジ的なものは確認できませんでしたが、膨らみ感はよろしい!
台座を外さない想定だと、後ろ側から眺めるのがやっとかも知れません。
(*´ω`*) ぱんつは(見た目上の)年齢相応といった感じで微笑ましい。
■表情パーツ
このフィギュアで忘れてはならないのは、こちらの表情パーツ「妖しい微笑」顔。通常の「可愛らしい笑顔」と差し替えることにより、異なった印象で飾る事が可能です。
表情の差し替えは前髪を外して行います。前髪を外すと頭部に仕込まれた磁石も見えますね。
忍の二つの表情を比較。こうして見ると全然違うなぁ…w。
表情を差し替えてみました。ジトッとした流し目と八重歯をチラッと覗かせた妖しい笑みがいい感じですw。
人によってこちらの表情の方が好み…というケースもありそうですね。この表情、良く出来ています。
忍さん、ドーナツ片手に何を思う…w。
このジト目はアングルによって微妙にニュアンスが変化して見えるのが面白いですね。
忍のフィギュアはプライズも含めると結構な数がリリースされているようですが、この表情を付属させたのはブキヤ版が初めてなのではないかと。
不適な笑みにも見えます。
■自由作例
さてさて、忍の自由作例です。連休中のイベントの疲れが抜けておらず、オーソドックスな小道具で処理する事にしました。
(*´ω`*) ほーら、ミスド行ってドーナツ買ってきたぞ~。※管理人は少女を甘やかすクセがあるようです。
ゴールデンチョコレートは残念ながらお店に置いてなかったので、適当に見繕ってきました。リアルな食べ物を撮影に使うのは初めてかもしれません。ドーナツには油分が含まれるため、扱いには少し気を遣います。
表情を変えて撮影してみたり。この表情の場合、麦わら帽子はない方がしっくりくるかも知れませんね。
※ドーナツは撮影後美味しく頂きましたとさ。
コトブキヤの忍野 忍は、色々な意味で「二面性」を楽しめるフィギュアかなと感じました。表情パーツの差し替えギミックの面白さに加え、アングルによって可愛さとセクシーさの両方が楽しめるのがポイントですね。特にお尻を突き出した腰振りのエロさには驚いたのでありました。(結局お尻かよ!)『偽物語 忍野 忍』製品レビューをお送りしました。
写真はFlickrにもUPしてあります。
Asahiwa.jp様、真紅のハルヒ様、ほいほい書いちゃうんだ②様、
ふぃぎゅる!様
記事のご紹介、ありがとうございました~!
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